段位制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:00 UTC 版)
「天鳳 (オンラインゲーム)」の記事における「段位制度」の解説
天鳳における実力評価は、レーティング制と並行して段級位制を採用している。新人から1級までは降級がなく、20 - 100ptを獲得すれば次の級位に昇級することができる。一方、初段以上ではポイントが0ptになると降段となる。昇段時点で保持するポイントは段位*200pt、昇段に必要なポイントは段位*400ptに設定されている。例として、八段から九段に昇段すると九段1800ptを保持した状態になる。ここから対戦を繰り返し、ポイントが3600ptを越えると十段に昇段する。逆にポイントが0ptを下回ると八段に降段してしまう。 天鳳のポイント制度の特徴として、4位(ラス)のポイント減が非常に大きい点が挙げられる。オカやウマがある麻雀では、1位とラスを交互に繰り返しても通常収支はプラスになるが、天鳳においては三段以上になると1位とラスを繰り返していればポイントは減っていくことになる。段位が上がるごとにラスのポイント減が大きくなり、十段にもなると、鳳凰卓での対戦であっても1回のラスによるポイント減を取り戻すには2回の1位が必要になる。そのため、4位を逃れる戦術(ラス回避)が重要な戦略となる点が、巷間で主流のトップ重視ルールと異なる。また、素点は反映されない純粋な順位戦である。 十段から昇段すると天鳳位となる。天鳳位となると降段することはなく、公式サイトに永久にユーザー名が記載されるなど、殿堂入りの扱いを受ける。2021年3月現在、四人麻雀・三人麻雀ともに延べ18IDの天鳳位が誕生している。 初段以降の段位制度位東風戦でのpt変動東南戦でのpt変動初期pt昇段pt1位2位3位4位1位2位3位4位初段 一般卓 +20上級卓 +40 特上卓 +50 鳳凰卓 +60 一般卓 +10上級卓 +10 特上卓 +20 鳳凰卓 +30 ±0 -30 一般卓 +30上級卓 +60 特上卓 +75 鳳凰卓 +90 一般卓 +15上級卓 +15 特上卓 +30 鳳凰卓 +45 ±0 -45 200 400 二段 -40 -60 400 800 三段 -50 -75 600 1200 四段 -60 -90 800 1600 五段 -70 -105 1000 2000 六段 -80 -120 1200 2400 七段 -90 -135 1400 2800 八段 -100 -150 1600 3200 九段 -110 -165 1800 3600 十段 -120 -180 2000 4000 天鳳位 変動なし プレイ条件卓条件段位レートその他一般卓 四段未満 R1800未満 上級卓 1級 - 七段 R2000未満 有料会員は1級未満でも可 特上卓 四段以上 R1800以上 鳳凰卓 七段以上 R2000以上 有料会員のみ
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