歌手活動再開など
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1977年には「NHKフォーク・フェスティバル」に“時代を象徴するミュージシャン4名”に選出され出演。共演はハイファイセット、大橋純子、松任谷由実。当日の模様はテレビ・FMでも放映された。また1976 - 1978年にかけては、ラジオ関東(現アール・エフ・ラジオ日本)の深夜番組「真夜中のコーヒーブレイク」のパーソナリティーを作詞家の中里綴と共に務めていた。また1981年1~3月の3か月間、NHK・クイズ番組「連想ゲーム」のレギュラー解答者(5枠)で出演していた時期もある。 しかし、その後、所属レコード会社制作サイド内での覇権争いの犠牲となり、制作の完成したアルバム発売が見送られたり、担当プロデューサーが刑事事件を起すなど不運が度重なった。結果、1980年代以降、表舞台では姿を見る機会が殆どなくなっていた。 そのような中でも、劇団第7病棟女優の田所陽子との“作詞(田所)作曲(田山)ユニット「HIP」”の自主制作アルバムをリリース(1989年)するなど、地道な創作活動は継続。引き続きNHK「おかあさんといっしょ」への作品提供も行われていた。 そして2004年、歌手活動再開を決意。旧友のミュージシャン濱田金吾(元クラフト)らの音楽的支援を受け、活動を再開。東京・名古屋・沖縄(石垣島)などで定期的にライブ活動を行っている。 2005年、そのライブ会場(第1回銀座モナリザライブ)で、田山は「春うらら」の作詞者である最首としみつと20数年振りに再会。それ以降、二人による新作がライブでも発表されている。その新作のひとつである「カラス」は青木まり子のニューアルバムにも収録されている。
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