おこ・す【起(こ)す】
読み方:おこす
[動サ五(四)]
1 横になっているものを立たせる。「からだを—・す」「倒木を—・す」「転んだ子を—・す」
3 今までなかったものを新たに生じさせる。「風力を利用して電気を—・す」「波を—・す」
5
㋐自然が働きや動きを示す。「噴火を—・す」「地滑りを—・す」
㋑平常と異なる状態や、好ましくない事態を生じさせる。ひきおこす。「革命を—・す」「事故を—・す」
㋒静かな状態を刺激して、ある影響をもたらす。「ブームを—・す」
6 ある感情・欲望を生じさせる。また、からだの働きがある状態を示す。「やる気を—・す」「里心を—・す」「拒絶反応を—・す」「食中毒を—・す」
㋐土を掘り返す。「畑を—・す」
㋑へばりついている状態のものをはがす。「芝を—・す」「敷石を—・す」
8 速記や録音の音声などを文字化する。また、文章を書いたり文書を作ったりする。「講演の録音を原稿に—・す」「稿を—・す」「伝票を—・す」
[可能] おこせる
起す
「起す」の例文・使い方・用例・文例
- 問題を提起する
- 予算に関する疑問を提起する
- たった一つの間違いが連鎖反応を起す
- 次のことを問題提起する。
- 子宮内膜炎は、細菌が子宮内に入り、内膜に炎症を起す病気である。
- 試験は大きな問題を提起する。
- この論評の最初のセクションでは、脳のプロセスがどのように我々の意識経験を引き起こすかという問題を提起する。
- …を相手に離婚の訴訟を提起する.
- 問題を論じる[提起する].
- (ホテルなどで客を起すための)モーニングコール.
- 一般大衆にその問題を提起する.
- 彼が再起する見込みは全くありません.
- この事件がその地に反核運動を惹起することになった.
- いよいよ決起すべき時が到来した.
- 彼はよくあやしい会社を発起する
- 宴会を発起する
- 猛然奮起する
- この問題は物議を惹起するに至った
- 傾いた船を起す
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