機械のサムライ(野伏せり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 14:56 UTC 版)
「SAMURAI 7」の記事における「機械のサムライ(野伏せり)」の解説
戦が終わると共に時代の主権を商人に奪われ、従党を組んで新たな主君である天主に仕えるようになったかつての侍たちのなれの果て。複数の従党(軍閥)が式杜人から蓄電筒を買うため諸国の農村部から米を徴収している。 雷電(ライデン) 青い機体で頭部の巨大な角が特徴。背部のブースター(大戦時の装備で第1話の冒頭に登場)に「雷電」と書かれている。 物語の終盤に紅蜘蛛と共にウキョウに魂を抜かれる。 斬艦刀や頭部に装備された気合砲などの対戦艦用兵器を多数搭載している。また突撃兵である侍や紅蜘蛛との白兵戦に弱い。 紅蜘蛛(ベニグモ) 赤い機体で背部に左右6つのポッド(雷電のブースターと同じく第1話に登場)を装着している。 物語の終盤に雷電と共にウキョウに魂を抜かれる。 巨大な刀と6連装の鉄砲を通常装備している。機動力が高く、劇中においても侍達が雷電よりも紅蜘蛛を大きい脅威として見ていると考えられる台詞が多数登場する。 鋼筒(ヤカン) 生身の野伏せりが搭乗して操縦する兵器。特徴は頭部のカメラと数で勝負する戦法を取っている点。装備は刀と鉄砲さらに機体にも火炎放射器が設置されている。またボーガンで武装した機体も存在する。 跳兎跳(トビト) 平時は卵型の状態で飛行しながら偵察等をするが、戦闘時は2体に分離して人型となる。 梟(ミミズク) 機械のサムライの中では最も人間に近い体格をした野伏せりで忍装束。大きさは人間サイズでゴロベエより長身でキクチヨよりも小柄である。刀や弓などを使用したり、ハヤガメに乗って戦うなどバリエーションが豊富である。 シュウサイ 声 - 木村雅史 改良型の紅蜘蛛でカンナ村の位置する地域の村々から米を徴収する(カンナ村はその地域で最初に米を徴収する村だと思われる台詞が劇中で登場する)野伏せりたちの頭。機体色は通常の紅蜘蛛とは異なり赤と黄色の二色である。 カンナ村での最後の戦いではゴロベエを鉄砲で倒し、1対1での決闘でカンベエを窮地に陥れている。劇中で登場した機械のサムライとしてはシュウサイが最も手強い敵であったが、農民たちの鉄砲による攻撃を受け、カンベエに頭部と腹部を切断されて絶命した。 ソウベエ 声 - 岸野一彦 改良型の雷電でシュウサイの率いる野伏せりの副官。機体色はシュウサイと同じく赤と黄色。左肩は紅蜘蛛の物を使用している。本殿(収穫要塞)内部に侵入、奇襲を仕掛けてきた侍たちとの戦闘でキュウゾウに腹部を内部から破壊された結果、爆死した。 コバヤカワ タノモ 声 - 巻島直樹 野伏せり衆の頭目。型は細部が異なるが白い紅蜘蛛である。天主となったウキョウの命令を忠実に遂行する。しかしウキョウに裏切られたことを知って彼を殺害しようとするが、都の主砲で撃破される。小説版では撃破されたにもかかわらず生きており、発見したヘイハチにより修復され、以後は他の野伏せりとともにカンベエたちの援護に付いて都を墜とす。 彼の機体には都の紋が描かれている。
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