横スクロールシューティングゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 13:47 UTC 版)
「横スクロール (コンピュータゲーム)」の記事における「横スクロールシューティングゲーム」の解説
セガのボンバーは、1977年4月に発売された横スクロールシューティングのアーケードゲーム である。ウィリアムズ・エレクトロニクスから発売された『ディフェンダー』(1981年)は、単一の固定画面の枠を超えてゲームの世界を拡張できるという点で、大きなブレークスルーとなった。ディフェンダーには、1980年のゲーム、"Battlezone(英語版)" や『ラリーX』でも使用された小さなマップやレーダーが含まれている。 1981年、『スクランブル』は、複数の異なる高さのある最初の横スクロールゲームだった。その後、横スクロール形式の技術は、奥行きのある錯覚を与えるために使われたラスタースクロールにより大幅に強化された。背景画像は、異なる速度でスクロールする複数のレイヤーで表示され、水平線に近い物体は、視聴者に近いものよりも遅くスクロールする。『ムーンパトロール』は1982年にこの機能を導入したとされている。同じ年に発売されたタイトーの『ジャングルキング』もラスタースクロールが特徴ではあった。 1984年に発売されたシャープX1用の『ホバーアタック』は、全方向に自由にスクロールし、直進だけでなく斜め方向にも射撃できる初期のラン&ガンシューティングゲームであった。1985年には、プラットフォームのシューティングゲームとしては画期的なタイトルである『テグザー』を発売した。 1985年、コナミの横スクロールシューティングゲーム『グラディウス』では、プレイヤーが武器の選択をより自由に選択できるようになり、戦略の別の要素が導入された。このゲームでは、プレイヤーが成功を収めるためには位置を覚える必要があった。象徴的な主人公を持つグラディウスは、横スクロールシューティングゲームを定義し、いくつかの続編を含むシリーズを生み出した。 1987年に発売された『魂斗羅』は、その多方向への照準と2人での協力プレイで特に高く評価された[要出典]。しかし、1990年代初頭までには16ビットコンソールの人気もあり、スクロールシューティングゲームのジャンルは過密状態となり、開発者は独自性を打ち立てるのに苦労した。
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