桜井家関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/16 19:42 UTC 版)
桜井 そうび(さくらい そうび) 本作品の主人公。2月14日生まれ。男性的な外見をしている故に男の子に間違われるが、身なりをきちんとすれば美少女である。母は彼女を生んですぐに他界したため、箱根の山奥の村で母方の祖父母に育てられるも、彼女が5歳の時に祖父母も他界する。身寄りを無くしてからは、箱根の宿場町で働かせてもらっていた。 亡き母からの品としては、桜井家の家紋を施した七曜の印籠と、母の思い出から名付けられた「そうび」という名前のみ。「そうび」とは、薔薇の古い呼び方である。 江戸の桜井家に引き取られてからは学校に通わせてもらうなど、かなり良い待遇を受けている。後輩の女子には「男の人よりかっこいい」と騒がれる。無意識に父親譲りのセクシーフェロモンを振りまいている。兄に喜んでもらいたいために慣れないお嬢様教育を受けるなど、かなりのブラコン。 迪聖に対して恋愛感情は意識したことは無いが、迪聖の爽への態度を見て「邪悪な」感情が生まれた。最終話において、後に迪聖の正妻となり3人の子供を出産した。 桜井 貴晄(さくらい きおう) 桜井家現当主であり、そうびの母違いの兄でもある。南町奉行所の町奉行。クールビューティ(無表情)なのだが、何故か年上の男性に人気の様子。既婚者。最終話において、百合華との間に産まれた息子が登場している。 神谷 正成(かみや まさなり) 桜井家現当主・貴晄の忠実な家臣(近習)。先代の残した、貴晄の母違いの兄弟の世話(就職や結婚など)をしたりした。そうびを箱根まで探しに行き、貴晄に似ていたことと身寄りが無かったため不憫に思い、江戸・桜井家へ来るように申し出る。 文武両道の凄い人。小梅という漬物名人の妻がいる。 桜井 百合華(さくらい ゆりか) 現桜井家当主・貴晄の妻。やや天然のようで、そうびを「ローズちゃん」(そうび=薔薇→ローズ)、自分を「リリー」(百合=リリー)と呼ぶ。毎週日曜には女の子講座と称してそうびがやってくるも、そうびは百合華が苦手な様子。 神谷 小梅(かみや こうめ) 桜井家家臣・神谷正成の妻。漬物名人のようで、貴晄も彼女の漬ける漬物が好物。明るく元気な女性だが心配性の面もあり、よく物陰からそうびや正成の稽古を覗いてはハラハラしている。実は正成とは超年の差夫婦と判明(その差25歳)。現在は正成との第一子を妊娠中。最終話では同じ顔の息子が登場している。同じ顔の弟と妹がいる。 桜井家先代 そうびと貴晄の父。名前は不明。本編冒頭で亡くなった。ラテン系の「チョイ悪セクスィー旗本」であり、フェロモンを振りまいて子供を作りまくったとのこと。
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