桐原書店とは? わかりやすく解説

桐原書店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 08:55 UTC 版)

株式会社桐原書店
Kirihara Shoten K.K.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 桐原
本社所在地 日本
114-0001
東京都北区東十条三丁目10番36号
設立 1967年(昭和42年)12月1日
業種 サービス業
法人番号 4011101060630
事業内容 高等学校向け英語・国語検定教科書・学習参考書などの企画・出版
語学留学事業
デジタル教材、小論文事業
代表者 代表取締役 門間 正哉
資本金 9600万円
売上高
  • 17億29百万円[1]
(2017年7月期)
純利益
  • 1億円
(2025年3月期)[2]
総資産
  • 30億6,200万円
(2025年3月期)[2]
決算期 7月末日
主要株主 KGエデュケーションホールディングス 51%
外部リンク https://www.kirihara.co.jp/
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株式会社桐原書店(きりはらしょてん、Kirihara Shoten K.K.)は、参考書教科書・語学書などを出版している出版社である。2010年から2013年の一時期はピアソン桐原の社名で企業活動を行っていたため、この時期に関しては当該項目を参照のこと。

沿革

  • 1966年 - 有限会社桐原書店として東京都文京区大塚に創業。社名は 初代社長・山崎賢二の出身地である長野県桐原村(現・長野市)に由来する[3]
  • 1980年頃 - 国語教材や一般書の出版を始める。
  • 1982年 - 海外出版物の輸入販売事業を開始。
  • 1982年 - 『積木くずし』(穂積隆信著)を出版。後に映画化、テレビドラマ化される[3]
  • 1985年 - 本社を東京都杉並区高円寺南2丁目44番地5号に移転。
  • 2001年 - 教育出版の世界的大手ピアソン・エデュケーション(英ピアソンの子会社)が株式の85パーセントを取得[3]
  • 2010年 - ピアソン・エデュケーションの日本法人である株式会社ピアソン・エデュケーションと合併し、社名を株式会社ピアソン桐原とする[3]
  • 2011年 - 本社を東京都新宿区西新宿6-8-1に移転。
  • 2013年 - ピアソングループから独立し、社名を「株式会社桐原書店」に戻す[3][4]。本社を新宿区西新宿4-15-3に移転。
  • 2015年 - 資格試験や出版を手掛けるTAC株式会社が設立する100%子会社「TAC桐原書店」に事業譲渡する予定だったが、一部の出版物について出版権の移譲が行えないことが判明したため事業譲渡を中止[5]
  • 2017年 - 図書印刷の子会社となる[6]。一方で、当時の主力出版物であった『総合英語Forest』の出版契約が終了。
  • 2021年 - 本社を東京都北区東十条3-10-36に移転[7]
  • 2024年 - KGエデュケーションホールディングスが所有する株式を学研ホールディングス傘下のGakkenに譲渡。Gakkenグループ会社となる。

教科書

  • 文部科学省検定済教科書の発行者番号は212、略称は「桐原」。
  • 高等学校向け検定教科書を2教科(外国語・国語)発行している。
  • 採択数の全国シェア1位となった教科書として、過去には「オーラルコミュニケーション」の科目で使用された『Interact』、「ライティング」の科目で使用された『PRO-VISION ENGLISH WRITING』があり、平成30年告示の学習指導要領(令和4年以降入学者より学年進行で導入)のもとでは「英語コミュニケーションIII」の科目で使用されている『Heartening English Communication III』がある。

主な出版物

  • 主に、大学受験を目標とした英語、国語の参考書・問題集を発行している。
    • 『総合英語 FACTBOOK』
    • 『NextStage英文法・語法問題』
    • 『PowerStage英文法・語法問題』
    • 『即戦ゼミ3大学入試 英語頻出問題総演習』
    • 『英文法ファイナル問題集』シリーズ
    • 『データベース英単語』シリーズ
    • 『読んで見て覚える重要古文単語315』
    • 『読解を深める 現代文単語 評論・小説』
    • 『漢文必携』

ピアソン桐原時代には、旧ピアソン・エデュケーション系の技術書を出版していたが、同グループから独立したことにより同業務から撤退した[8]

関連会社

  • KGエデュケーションホールディングス(KGE)
  • 株式会社CTS
  • 留学情報館

注釈

  1. ^ 子会社の異動を伴う株式の取得(連結子会社化)に関するお知らせ”. 図書印刷. 2020年4月12日閲覧。
  2. ^ a b 株式会社桐原書店 第60期決算公告
  3. ^ a b c d e 沿革”. 株式会社 桐原書店. 2022年8月13日閲覧。
  4. ^ 新生・桐原書店がスタート - 桐原書店・2013年8月1日
  5. ^ 子会社における株式会社桐原書店の事業全部の譲受の中止のお知らせ - TAC・2015年10月1日
  6. ^ 株主の変更について - 桐原書店・2017年10月30日
  7. ^ 本社移転のお知らせ”. 株式会社桐原書店. 2022年2月1日閲覧。
  8. ^ ピアソンの技術書は書店在庫限りとの見通し。ピアソン桐原社がピアソングループ離脱で(追記あり) - Publickey・2013年8月8日

関連項目

外部リンク


桐原書店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:30 UTC 版)

篠田重晃」の記事における「桐原書店」の解説

ピアソン桐原のものも含む。 Next Stage英文法語法問題入試英語頻出ポイント218征服2014年11月1日) - 事実上絶筆Next Stage英文法語法問題Best Trainer確かな実力養成2012年3月Next Stage 英文法語法問題 3rd edition2011年11月9日) 英語長文問題演習 完成編 (大学入試完全攻略講座) (2011年6月Focus Finder 英文法語法問題 大学入試攻略のための焦点1892011年3月2日) 英語長文問題演習 必修編合格のための極意12 (大学入試完全攻略講座) (2010年11月Next Stage Workbook Vol.5Part4会話表現,Part5単語語い2009年11月英単語インストーラー19502009年11月New Frame650文法・語法会話表現イディオム2009年11月Next Stage Workbook Vol.4Part3イディオム2009年11月Next Stage Workbook Vol.3Part2語法2009年11月Next Stage Workbook Vol.1Part1文法(第1章-第9章) (2009年11月頻出英作文完全対策 (大学受験スーパーゼミ) (2007年12月CD覚えNext Stage リピート英単語2007年4月Next Stage英文法語法問題実力養成トレーニング2007年4月Next Stage リピート英単語2006年12月15日) 全解説頻出英文法語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)(2005年10月) 全演習英語精選問題700文法・語法イディオム会話表現2004年12月CD覚えNext Stage(ネクステージ)―Next Stage(ネクステージ)英文法語法問題2004年12月Next Stage英文法語法問題入試英語頻出ポイント215征服2004年11月実力判定英語ファイナルステップ (全演習)(2003年12月NextStage英文法語法問題入試英語頻出ポイント205征服1999年11月) 全解説実力判定英文法ファイナル問題集文法・語法イディオム会話表現総仕上げ (標準編) (大学受験スーパーゼミ)(1998年9月頻出英語整序問題850解説1998年7月) 全解説入試頻出英語標準問題1100文法・語法イディオム会話表現の総整理 (大学受験スーパーゼミ)(1998年7月) 全解説英文法語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)(1998年7月) 全解説頻出英熟語問題1000基礎チェック問題100付 (大学受験スーパーゼミ)(1998年7月) 全演習英語標準問題1000文法・語法イディオム会話表現1997年3月) 全解説入試頻出英語標準問題1100 (大学受験スーパーゼミ)(1996年7月英文法語法問題1100 (全演習)(1995年7月) 全解説頻出英語熟語問題 1000 (大学受験スーパーゼミ)(1994年6月

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