東城大学医学部付属病院関係者
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「田口・白鳥シリーズ」の記事における「東城大学医学部付属病院関係者」の解説
高階権太 東城大学医学部付属病院院長。消化器腫瘍外科教授。いつも田口に難題の処理を押しつける。自分の名を嫌っており、名前の話題を出したものは粛清したと言われている。昔の渾名は「ゴンちゃん」。 藤原真琴 不定愁訴外来専任看護師。年齢は60過ぎ。定年間近だったが再就職制度を利用して不定愁訴外来の看護師となった。普段は温厚でのんびりしているように見えるが、察しが良く細やかな気配りができる人物。デマすら平気で流すらしいとも言われる程の噂好き。過去の東城大学医学部付属病院の事を知る生き字引のような存在でもある。 総合外科教室の看護師長を務め、手術室をはじめ各科を渡り歩いた経歴を持つ優秀な看護師で、総師長選挙に出馬し落選したことがある。教授のクビを飛ばせる政治力があるという評判を持ち、当時からの渾名は「地雷原」。高階とは互いを知る旧知の仲でもある。高階からはマコリンと呼ばれている。 速水晃一 東城大学医学部付属病院オレンジ新棟救命救急センター部長。田口、島津とは大学時代の同期で学生時代には剣道に勤しむ。 総合外科学教室(佐伯外科)に入局後、城東デパート火災で発生した多数の負傷者の治療に八面六臂の働きをし、速水の活躍は病院内の伝説となり「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」と呼ばれるようになる。救命救急センター部長就任後は患者第一のため湯水の如く費用を使うことから事務方から「東城大の赤字王(レッド・キング)」と裏で呼ばれており評判は芳しくない。 島津吾郎 東城大学医学部付属病院放射線科准教授。同期の出世頭。田口と速水とは大学時代の同期で後輩の彦根と共に麻雀に興じた仲でもある。 MRI研究の第一人者としても知られ、その方面の知識は国際的なレベル。髭の強面という風貌の持ち主で子供は嫌いで無愛想に接するが、子供にはMRI検査で断続的に響く轟音に由来して「がんがんトンネル魔人」と慕われている。 兵藤勉 神経内科学教室助手兼医局長。3年前に他の病院の権力争いに敗れて東城大学医学部付属病院に赴任した。上昇志向の塊で赴任早々に、あらゆるウワサを流して田口を失脚させて講師にのし上がろうと目論んだが、田口の性格を読み誤ったこともあり失敗。その時の出来事が愚痴外来を開設させるきっかけを作った。以降は田口が兼任していた医局長の座をはじめとしたほとんどの権限を田口から譲り受けることになり、田口と円満な関係を築いており、田口に病院の周辺情報を教えている。根っからのウワサ好きで「廊下トンビ」の渾名で呼ばれている。 黒崎誠一郎 臓器統御外科教授。臓器統御外科のリスクマネジャーも兼任。目立ちたがりな性格でかつ怒りっぽい性格だが、たとえ自分が気に入らないことでも有益ならば容認する度量の広さを持つ。高階病院長が東城大学医学部付属病院に赴任した頃より、自分より少し年下の高階のことは快く思っていない。速水からは「黒ナマズ」と呼ばれている。
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