本編終了後の軌跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 10:10 UTC 版)
以後の来歴は、本編終了後に公開された劇場版作品『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』、続編漫画『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』、テレビアニメ『聖闘士星矢Ω』などで描かれている。 『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』では、グラード財団の別荘にて、廃人同様となった星矢を単身で介護していたが、神に抗った星矢の抹殺に派遣された天闘士から星矢の命を守るため、地上の覇権を姉の月の女神アルテミスに引き渡す。なおもアルテミスの地上への天罰から地上を救おうと、再起した星矢と共に天界軍へ挑む。天界軍との闘いの後、アポロンにより記憶を消去され、同様に記憶を失った星矢と別荘で再会を遂げる。この際、沙織自身は星矢の記憶が残っているかのような台詞を星矢に投げかけているが、沙織が星矢を憶えているかどうかについては明言されていない。 『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』においては聖域で廃人となった星矢を介護しており、瞬とともに星矢の胸に刺さった剣を過去に戻り無きものとするため、アルテミスやクロノスのところへ出向くなど奔走。この途中に月の魔女・ヘカーテとの取引のため長い髪を切っている。クロノスの力を借りて瞬と過去へ飛ぶが、クロノスの悪戯で自身は赤子にされて聖域のアテナ神殿に降臨する。その後幼児の姿に成長しており、アテナとしての力を発揮している。 本編の十数年後のストーリー『聖闘士星矢Ω』においては当作の主人公・光牙の育ての親として登場し希少な「光の小宇宙」を持つと設定されている。13年前にマルス軍との戦いの際には自ら女神の聖衣を着て出撃、マルスの妻メディアが召還した宇宙から飛来した闇の隕石から地上を防ぐため光の小宇宙を発揮しこの闇と光の衝突で聖闘士の聖衣に新たな変化が起こっている。またその現場に偶然居合わせた赤子であった光牙・アリアの2人を自らの小宇宙で守ったが、アリアはマルスに攫われたため残された光牙を自らの養子として引き取った。彼女の小宇宙で守られたアリアと光牙は沙織の分身とも言うべき性質の光の小宇宙を持つ特殊な存在となっている。その数ヶ月後再度マルスに襲われた際に魔傷を受け、小宇宙を燃やす代償として身体を闇が蝕むようになっている。彼を聖闘士にするべくシャイナに指導させていたが、復活したマルスの闇に呑まれ消息不明となり、火星に捕われていたが光牙がアプスを倒しアリアの残留思念により魔傷が治癒し地上に帰還した。その後パラスの復活によりその身を蝕まれて行く。
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