本多町 (金沢市)とは? わかりやすく解説

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本多町 (金沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 14:57 UTC 版)

日本 > 石川県 > 金沢市 > 本多町
本多町
本多町
本多町の位置
本多町
本多町 (金沢市)
本多町
本多町 (石川県)
北緯36度33分28.3秒 東経136度39分37.4秒 / 北緯36.557861度 東経136.660389度 / 36.557861; 136.660389
日本
都道府県 石川県
市町村 金沢市
校下(地区) 小立野校下
犀桜校下[1]
面積
[2]
 • 合計 0.31 km2
人口
2024年令和6年)4月1日現在)[3]
 • 合計 1,533人
 • 密度 4,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
920-0964[4]
市外局番 076 (金沢MA)[5]
ナンバープレート 金沢
本多町の位置
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本多町(ほんだまち)は、石川県金沢市町名。現行行政地名は本多町1丁目から本多町3丁目。全域で住居表示実施済み[6]

地理

金沢市役所などが位置している広坂地区に隣接しており、金沢市の文教地区として知られている。

広坂交差点から寺町5丁目交差点を結ぶ金沢市道(通称本多通り)が南北に縦貫しており、本多通りの東側には緑地帯が広がっている。また、本多町1丁目から2丁目は戦災を免れた袋小路状の路地が現在も残されている。

歴史

本多町は、加賀藩老臣である本多安房守政重の下屋敷があった地に由来する。現在、下屋敷の一部は北陸放送裏の松風閣庭園に残されている。

1889年明治22年)に金沢市が市制施行してからは金沢市の町名として採用されたが、1964年昭和39年)に住居表示制度の導入により、本多町周辺の町名・地番の整理が行われた。現在は、一部の町名を除き本多町に統一されている。

町名の変遷

実施後 実施年 実施前
本多町1丁目 1964年(昭和39年)4月1日[7] 手木町の全部及び笠舞町甲、笠舞町乙、笠舞町ホ、中欠原町、新坂町、上本多町一番丁、上本多町二番丁の各一部
本多町2丁目 中本多町一番丁、中本多町二番丁、中本多町三番丁、中本多町四番丁、中本多町欠下丁、中本多町短丁の全部及び上本多町一番丁、上本多町二番丁、中欠原町、下本多町一番丁、下本多町二番丁、下本多町五番丁の各一部
本多町3丁目 下本多町四番丁の全部及び下本多町一番丁、下本多町二番丁、下本多町三番丁、下本多町五番丁、下本多町六番丁、広坂通、茨木町、鱗町、下欠原町の各一部

世帯数と人口

2024年令和6年)4月1日時点の世帯数と人口は以下のとおりである[3]

丁目 世帯数 人口
本多町1丁目 404世帯 708人
本多町2丁目 305世帯 535人
本多町3丁目 170世帯 290人
879世帯 1,533人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下のとおりとなる[8][9]

町丁 街区 番号 小学校 中学校
本多町1丁目 1番 - 11番 金沢市立犀桜小学校 金沢市立城南中学校
12番 1号 - 19号
13番 8号 - 19号
14番
15番 1号 - 14号
30号 - 45号
16番 - 18番
12番 20号 - 30号 金沢市立小立野小学校 金沢市立紫錦台中学校
13番 1号 - 7号
20号 - 26号
15番 15号 - 29号
本多町2丁目 9番 1号
74号
その他 金沢市立犀桜小学校 金沢市立城南中学校
その他の街区
本多町3丁目

施設

かつてあった施設

交通

バス

道路

  • 本多通り(金沢市道)

隣接区域

脚注

注釈

  1. ^ 松風閣(旧広坂御広式御対面所)は、かつて旧本多家住宅長屋門と同日に告示された国の登録有形文化財[11]であったが、2019年に金沢市指定にともない国の登録が抹消された[12]

出典

  1. ^ 金沢市防災マップ ~校下(地区)別~”. 金沢市役所. 2015年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月21日閲覧。
  2. ^ 人口統計ラボ 石川県金沢市本多町1-3丁目2015年6月21日閲覧。
  3. ^ a b (住民基本台帳による)金沢市町丁別人口および世帯数 - 令和6年4月1日現在”. 金沢市. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。「07統計区」を参照。
  4. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2018年4月24日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年4月24日閲覧。
  6. ^ 住居表示地区一覧”. 金沢市}. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
  7. ^ 『官報』号外第70号、昭和40年6月15日「自治省告示第91号」
  8. ^ 金沢市立小中学校通学区域(町別)”. 金沢市. 2024年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
  9. ^ 金沢市立小学校児童通学区域”. 金沢市例規集. 金沢市. 2024年10月22日閲覧。
  10. ^ 松風閣(旧広坂御広式御対面所)附棟札”. 金沢市. 2024年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
  11. ^ 国指定文化財等データベース 松風閣(旧広坂御広式御対面所)(2019年12月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  12. ^ 市町村指定による登録抹消(令和元年12月5日現在)”. 文化庁. 2021年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。
  13. ^ 旧本多家住宅長屋門”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2023年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月22日閲覧。

参考文献

  • 『角川日本地名大辞典 17 石川県』 - 角川書店
  • 『書府太郎 石川県大百科事典改訂版』 - 北國新聞社
  • 『金沢・町物語 町名の由来と人と事件の四百年』 - 能登印刷出版部

関連項目

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