街区符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 14:14 UTC 版)
街区符号は、町ごとに駅や役場のような市町村の中心に近い街区を1番とし、順次、一定の方式にしたがって番号をつける。街区は、町の区域を道路、河川、水路、鉄道や軌道の線路などの恒久的な施設などで画したもので、その規模は、およそ面積が3,000から5,000 m2、戸数が30戸程度を標準としている。 例外的な街区符号として、数字以外の文字を用いたもの(大阪市中央区上町「A番」、同区久太郎町四丁目「渡辺」、埼玉県鴻巣市本町一丁目「本一町」、同「宮本町」、同六丁目「富永町」、同「石橋町」、同八丁目「鞠子」、同市東四丁目「新屋敷」、東京都港区新橋二丁目「東口地下街」〈公道地下に位置する地下街〉など)や、数字以外の文字と数字を併用したもの(大阪市鶴見区諸口五丁目「浜6番」など)もある。京セラドーム大阪の住所は「大阪市西区千代崎三丁目中2番1号」だが、これはドーム建設に伴う再開発により、以前の2街区が「北2」「中2」「南2」に3分割されたことに由来する。また、宮崎県都城市のように「番」を使わず「街区」を使う自治体も存在する。
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