未来屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:21 UTC 版)
ヒルダ 時空犯罪者によってナチス・ドイツが21世紀まで戦争を続けている世界出身の少女。生体実験によって臓器を含めた全身の約七割がサイボーグ化されている。その為、エルザにも劣らない怪力や人間離れした聴力を持つ。世界の修正に来たタイキ達に救われ、身寄りが無かった為に以降は未来屋の一員となる。健気な頑張り屋だが、タイキ達の役に立とうとするあまり無茶をして逆にタイキ達の足を引っ張る事が多い。故に普段の任務では殆ど活躍出来ていないが、しかし最終決戦では彼女の取った行動が結果的にタイキ達の助けとなった。 第2部の語り部的存在であり、新米グランサーである彼女の視点からタイキ達の戦いを追って行くのが第2部の主な流れとなっている。 収容所暮らしで経験がなかったためか料理は下手。結婚の意味をよく知らなかったりと一般常識に欠けた所があり(その為、当初はタイキかアナのどちらかと結婚したいと考えていた)、また、笑いとは無縁の生活を送ってきた所為で笑いのツボが非常に緩い。夢は生身の肉体に戻る事(一番欲しいものを聞かれた際は心臓と答えている)で、その為の資金を貯めている。 カロス17(セブンティーン) 「未来屋」の小型クロノダイバー(いわゆるタイムマシン、ちなみにクロノダイバーの個人所有は非合法である)。人間型と自動車型に変形する。戦闘プログラムはタイキの手によるものだがAIの性格設計は、元ハデスサイズのスパイディ。ゆえにタイキに優しくアナに冷たい。ゆくゆくはアナを追い出して自身が正妻の座におさまることすら考えている。ペルの事は「ペルお姉様」と呼ぶ。 必殺技は後輪パーツが変形・展開した「ミサイルハンマー」。「クリスマスの国」で破損した際にバイク2台と自動車が合体するタイプに改造され、それに伴いAIも人間型のボディを持ち、以降は褐色肌の少女の姿で行動するようになった。新形態ではバイクが両腕部としてドッキングする。新技として折り畳まれたバイク部の車輪が分離・手に取って回転させながら打撃を加える「トラフィックディザスター」がある。このバイクもクロノダイバーとしての機能を持っていて、この形態以降はカロス本体にはヒルダとカロス(頭脳体)が乗り込み、タイキとアナがバイクに乗って時空移動している。 自動車時は2人乗りだが、人型時は1人乗りになる。西部時代ではヒルダとカロス(頭脳体)の2人でもきつかったにも拘わらず、最終決戦ではカロスとタイキとアナが乗り込む「3人乗り」をした。 グリーナム・ターンディック 非常に高い技量をもつグランサー。タイキとアナのかつてのチームメイトであり、師でもある存在だった。タイキ達がある時間枝で窮地に立たされた際、突如現れて彼らを救った。その際に腕を見込んだタイキにスカウトされ、未来屋の一員となる。自分の写真などを残すのが嫌い。“人形の巣”にはまだ近付くなとタイキ達に警告していた。 実は、彼こそが千界の王であり、ある目的があってタイキ達に近付いていた。人形の巣にてタイキ達以外のグランサーが全滅する中、タイキを置き去りにしてアナと共にどこかへと去って行った。数ヶ月後、アナの記憶を消して未来屋に帰した。
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