木組みの家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/23 08:29 UTC 版)
「バート・ザルツウフレン」の記事における「木組みの家」の解説
内市街には現在も、16世紀から17世紀に建設された木組み建築が遺されている。その多くが切妻造りの木組み建築である。装飾が豊かに施された家も珍しくない。マルクト周辺には石造建築も多くある。 木組み切妻建築歩行者専用地区のランゲ通り。この地域の建物は良好な状態で保存されているが、1階部分はショーウインドウをもつ商店に改築されているものが多い。ランゲ通り1番地、1625年の銘がある ランゲ通り3番地、1590年の銘がある切妻建築 ランゲ通り5番地、1650年の銘がある3階建ての木組み切妻建築 ランゲ通り33番地、1612年の銘がある木組み切妻建築で、豊かな彫刻や出窓の張り出し部がある。裏手の石造建築は16世紀に建造された。 ランゲ通り37番地、出窓の張り出し部を持つ木組み切妻建築で、1623年の銘がある。 ランゲ通り41番地、1618年建造のオーバーマイアーの館。豊かな彫刻を持つファサードは19世紀に改装された。かつての土間にはルネサンス様式の暖炉が断片的に遺されている。この館には2010年末まで市立・温泉博物館が入っていた。 アム・マルクト17番地は完全な木造建築で、1658年の銘がある。 ブルンネンガッセ5番地、1653年建造 オベーレ・ミューレン通り1番地、旧バックス館は本市で最も豪華な木組み建築である。 オスター通り40番地、1571年の銘を持つ切妻建築で、1747年に改築された。 リッター通り6番地(現在のホテル・アルミニウス)、16世紀後期の木組み建築 ヴェンケン通り8番地、鋭角の平面図に建てられた4階建て建築で、1631年の銘を持つ。 ランゲ通り1, 3, 5番地の木組み建築群 ランゲ通り33番地から41番地の木組み建築群 ランゲ通り41番地のオーバーマイヤー邸 アム・マルクト17番地 オベーレ・ミューレン通り1番地のバックス邸 オスター通り40番地 リッター通り6番地 ヴェンケン通り8番地 石造建築アム・マルクト5番地(旧市長邸)。1564年建造のこの建物は、1580年頃に新たな切妻に改築された。 アム・マルクト23番地は、16世紀初めの石造建築をその中核部とする。18世紀に石造の切妻が老朽化したため、木組みの構造に置き換えられた。ホールを含む裏側の建物も保存されている。 アム・マルクト36番地。1600年頃に造られたこの石造建築のファサードは、1860/70年に改築され、バルコニーが設けられた。 リッター通り8番地(現在ホテル・アルミニウスの一部)。16世紀に建設されたこの建物は、1900年頃に改築によって不格好になった。 シュテーゲ2番地と4番地は1604年に建設された。1階だけが石造で、上階は彫刻が豊かに施された木組み工法で造られている。 ヴェンケン通り10a番地は、1520年に建設された1階部分が石造の建物である。レンガが嵌め込まれた格子状の装飾を持つ。 アム・マルクトの市庁舎と向かい合う建物群 アム・マルクト23番地 アム・マルクト36番地「ブランデッシェ薬局」 シュテーゲ2番地と4番地 ヴェンケン通り10a番地
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木組みの家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 07:45 UTC 版)
バート・オルプの旧市街には、典型的なフランケン様式の木組み建築が建ち並んでいる。一番古いタイプの木組み建築は下層部が石造りのものである。たいていはより新しい建築部分と混じり合っている。主にキルヒガッセに木組み建築が集中している。 市壁内で特筆すべき建物に以下のものがある。 ハウプト通り 28番地と 30番地の彫刻装飾が施された都市貴族の館(左側は 1607年建造) カナル通り 44番地(初めは、フーフナーゲルの小児科診療所であった) オーバートーア通り 4番地の「ズートプファンネ」。おそらくこの街で最も古い木組み建築で(昔は宿屋またはパン屋であった。1550年頃建造)、「ハウス・アルト・オルプ」とも呼ばれる。 グレーテンバッハ通り 15番地の「ザルツグラーフェンハウス」(1695年) マルクト広場から伸びるキルヒガッセ沿いの建築群(17世紀から18世紀建造)。クラインステ・ハウス・ヘッセンス(直訳すると「ヘッセンで最も小さな家」。キルヒガッセ 2番地、狭い側の幅は 1.58 m しかない)は、芸術家ヘルムート・ヤーンが住んだ家である。彼は抽象的印象主義の主要な指導者で、州のガーデンショーやフランクフルト中央駅に掲げられた記念碑的な大作「アウゲンガルテン」(7 × 32 m)で知られている。 市壁の外では、 マイスタースガッセのヘンカースハウス(1707年の銘、しかし中核部分はこれよりも古い)。おそらくは皮革加工職人か皮剥職人の家であった。 ゲルヴァー地区のローミューレ(1831年)。 がある。市壁の外では、ヴェンデリヌスガッセのヴェンデリヌスの泉脇に旧宿屋のロールデネス・ラートもある。その外部装飾は古いものではなく、現在ここに住む古美術商によって制作されたものである。
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