旧廣島連合世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 00:40 UTC 版)
1970年代後半に暴走族として活躍していた、TOP3よりも上の世代。 白石 勇(しらいし いさむ) 元・旧廣島連合初代幹部。福沢仁の母方の叔父。息子・要が旧廣島連合に憧れを抱いていることに心を痛め続け、2008年に要が久司を刺殺した時は親子で無理心中を図った。昇喜郎らによって心中が未遂となり要が逮捕・収監された後、広島を去りファミリーの前から姿を消した。 2015年には出所した要とともに暮らしている。司の復讐未遂事件の後はさらに居を移して要、イチローと3人で生活を送り、猫ヶ丘島来訪をきっかけに共に猫ヶ丘島へ移り住んだ。 田村 五郎(たむら ごろう) 元・旧廣島連合初代幹部。バー「レガーメ」を初め様々な飲食店を経営する実業家で、広島の夜の街の大物。 新田 大介(にった だいすけ) 元・旧廣島連合初代幹部。バイクショップ「NITTA」を経営しており、店にはエイジと、元・陴威窠斗九代目メンバーの坂本恭平・大久保一が勤めている。 岩さん / 岩田 章(いわた あきら) 元・極楽蝶初代総長。極楽蝶引退後に警察官となり、長きに亘り交通機動隊員として暴走族の取り締まりにあたっていた。そのため司や勝将らとは少年時代から顔見知りで津紀子の古くからの友人でもあり、ファミリーの一員ではないが久司の姿も見える。 その後捜査一課へ異動、2008年には久司の葬儀に参列し、2015年には昭信の事件の際にファミリーから右堂を引き渡され、白石の頼みでイチローを鎖国島に入れるべく梅とコンタクトを取った。2018年には江崎と森を追跡している。 虎鮫 金次郎(とらざめ きんじろう) 元・陴威窠斗初代総長。津紀子の前夫で銀次郎の実父。1979年、旧廣島連合との抗争で松尾安三の手にかかり、津紀子と赤ん坊だった銀次郎を残してこの世を去った。銀次郎と瓜二つの容貌をしている。 喧嘩した勝恋と津紀子を仲直りさせるためファミリーが広島市民球場で野球観戦していた時、久司と同じく幽霊として突如皆の前に出現。ファミリーと交流して銀次郎・津紀子との再会を喜び、勝恋に感謝の言葉を告げて満足したように成仏した。 松尾 安三(まつお やすぞう) 元・旧廣島連合二代目総長。初代総長の村越宏明と恋人あやを殺害して二代目の座につき、広島中の不良少年に恐れられた。廣島連合を退いた後ヤクザとなって名を馳せ、1990年に抗争で殺害された。昇喜郎の父。 久司らと同じく幽霊となって現世にとどまっている。勝将と彩の魂が無意識に強く働きかけているため大色神社の境内に閉じ込められ続けており、昇喜郎に対しても恐怖を抱いている。 引き寄せられるように神社を訪れたイチローに取り憑くことで神社を飛び出し、自分を苦しめる彩と勝将を殺そうとするも失敗、イチローの体を離れ、新たに取り憑く相手を探して広島の街をさまよっていた。その後要に取り憑きさらなる悪事を働こうとしていたが、久司によって要から引きはがされ昇喜郎から一喝され、この世から消滅した。
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