日本海東縁変動帯
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日本海東縁変動帯(にほんかいとうえんへんどうたい)とは、文字通り日本海の(日本列島より)東縁を南北に延びる、幅数百kmの地質学的な歪みの集中帯である。日本海東縁ひずみ集中帯とも呼ばれる[1][2]。
注釈
- ^ これ以前は、日本におけるユーラシアプレートと北米プレートの境界は北海道の日高山脈付近を南北に走っているという説が主流だったが、これ以降は日本海東縁とする説が定着した。
出典
- ^ 過去にも繰り返し発生 新潟沖にのびる「ひずみ集中帯」の地震 FNN.jpプライムオンライン 記事:2019年6月19日
- ^ 佐藤比呂志 ほか、「ひずみ集中帯地殻構造探査・三条-弥彦測線の成果 (総特集 日本海東縁ひずみ集中帯の構造とアクティブテクトニクス(2))」 『月刊地球』 32(7), 403-410, 2010-07, NAID 40017242469
- ^ 渡辺真人 ほか、日本海東縁,奥尻海嶺および周辺の大地震と海底変動 『JAMSTEC深海研究』 2000年 第16号
- ^ 卯田強、平松由起子、東慎治、新潟平野〜信濃川構造帯の地震と活断層 (PDF) [リンク切れ] 新潟大学理学部自然環境科学科地球環境科
- ^ (PDF, 高山博之、細野耕司、吉田明夫:地殻内地震の深さ分布) 地球惑星科学関連学会2003年合同大会 地震学セッション S045-P017
- ^ 佐藤比呂志:日本列島のインバージョンテクトニクス 『活断層研究』 1996年 1996巻 15号 p.128-132, doi:10.11462/afr1985.1996.15_128
- ^ 相田勇、噴火により発生する津波の見積り : 1741年渡島大島の場合 『東京大学地震研究所彙報』 第59冊 第4号, 1985.3.30, pp.519-531
- ^ 池原研:北海道北端部,利尻トラフの海底堆積物中にタービダイトとして記録された地震 『第四紀研究』 2000年 39巻 6号 p.569-574, doi:10.4116/jaqua.39.569
- ^ 新潟県の地震活動の特徴 地震本部、2024年5月16日確認
- ^ a b 日本海東縁の古津波堆積物(北海道大) 地震予知連絡会 会報第90巻 (PDF)
- ^ 第199回地震予知連絡会(2013年 5月30日)議事資料 (PDF)
- ^ 日本海沿岸での過去の津波災害 地震予知連絡会 会報第90巻 (PDF)
- ^ 日本海東縁 まだ残る空白域 日本地震情報研究会 2004.12.15
- ^ ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクト防災科学技術研究所
- ^ 総括成果報告書 ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクト
- ^ マルチチャネル等による海域地殻構造調査 (PDF) 海洋研究開発機構
- ^ 新たに開発したインライン式海底地震観測システム(地震研) (PDF) 『地震予知連絡会会報』 第86巻
- ^ 日本海粟島沖に設置した新規開発の小型ケーブル式海底地震観測システム 東京大学地震研究所
- ^ 「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画の推進について(建議)」(平成25年11月 建議)
- ^ 地震調査研究プロジェクト2013年12月 地震調査研究推進本部
- ^ 日本海地震・津波調査プロジェクト 日本海地震・津波調査プロジェクト事務局
- 1 日本海東縁変動帯とは
- 2 日本海東縁変動帯の概要
- 3 調査研究
- 4 脚注
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