日本勢の活躍
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「デイトナ24時間レース」の記事における「日本勢の活躍」の解説
下位クラスに限って言えば、デイトナで最も多くの成功を収めているのはマツダである。1979年~1986年に7年連続でマツダ・サバンナRX-7がGTUクラスで、2008年と2010年は3ローターNAを搭載したマツダ・RX-8がGTクラスで優勝するなど、計22回ものクラス優勝を収めている。ただし総合優勝は依然としてエンジン含めても成し遂げていない。 日本メーカー・日本人・日本チーム初の総合優勝は、1992年のニッサン・R91CP。長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男が名を連ね、加えてレースラップ数更新(ただしレイアウト改修前の1982年の最長距離記録4443.334 kmの更新はならず)を果たした。この記録は2018年に破られるまで保持された。しかし当時のアメリカは、主に日本車に関する貿易摩擦の問題を抱えていたため、レース後の日本人ドライバートリオに対するインタビューでは、レースの内容よりも日米貿易不均衡についての意見を求めるアメリカ人ジャーナリストが数多く存在した。またロレックスが優勝者に時計を贈り始めたのはこの年からであり、つまり星野らはデイトナで勝ってロレックスをもらった初のドライバーにもなった。 その他1993年にトヨタ・イーグルMkⅢ、1994年にニッサン・300ZX、2006年~2008年にレクサス・1UZ-FEエンジン、2016年にホンダ・HR35TTエンジンがそれぞれ総合優勝を収めている。 なおSUPER GTのGT300クラスで2006・2007年にチームタイトルを獲得した紫電は、ライリー・テクノロジーズ製MK XIのモノコックをベースに製作した車両で、エンジンもデイトナ24時間用のレクサス・1UZ-FEを戸田レーシングがチューニングしたものである。 2017年にLMP2をベースとするDPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)規定が導入されると、マツダがライリー&マルチマティック、日産がオンローク・オートモーティブ、2018年からアキュラ(ホンダ)がオレカとそれぞれジョイントして参戦している。2019年には元F1ドライバーの小林可夢偉がフェルナンド・アロンソとともにキャデラックで初参戦し、総合優勝を飾っている。
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日本勢の活躍
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古くからホンダを除く主要日本メーカーのほとんどが参戦、活躍を見せた。
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