日本体育大学女子短期大学部
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日本体育大学女子短期大学部 | |
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世田谷キャンパスの校舎。女子短期大学部は大学と同じキャンパス内にある
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大学設置/創立 | 1953年 |
廃止 | 2015年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人日本体育大学 |
本部所在地 | 東京都世田谷区深沢7-1-1[注釈 1] |
キャンパス | 世田谷キャンパス |
学部 | 体育科 幼児教育保育科 |
研究科 | 保育専攻 |
日本体育大学女子短期大学部(にほんたいいくだいがくじょしたんきだいがくぶ、英語: Women’s Junior College of Nippon Sport Science University)は、東京都世田谷区深沢7-1-1[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1953年に設置され、2015年に廃止された。大学の略称は日体短大部(にったいたんだいぶ)または日体大短大部(にったいだいたんだいぶ)。
概観
大学全体
- 東京都世田谷区内に所在した日本の私立短期大学で設置主体は学校法人日本体育大学
- 1953年に日本体育大学女子短期大学として開学。当初は1学科体制だったが、増設により2学科さらに2008年度より専攻科を置く。
- 2012年度の入学生を最後に[注釈 2]、短期大学としての使命を終える[注釈 3]
教育および研究
- 日本体育大学女子短期大学部における教育
- 体育科:全国でも少数の学科で、「陸上競技」や「ダンス」・「柔道」・「剣道」・「バスケットボール」などの実技科目のほか「学校保健」や「スポーツ医学」などの理論・実習も学ぶ。
- 幼児教育保育科:保育のエキスパートとして必要な科目のほかに「体操競技」・「バレーボール」・「サッカー」・「ダンス」などの実技科目や「キャンプ実習」・「スキー実習」など体育(野外教育)・スポーツ科学系(研究並びに実習)の科目にも力を入れ、スポーツ実技ができる、スポーツ実技が教えられる指導者を育てている。
学風および特色
- 日本体育大学女子短期大学部は教養豊かな女子体操指導者を養成することをねらいに設立された。開学当初より、日本体育大学に併設されており、50 年以上の歴史がある。
- 新入生導入教育プログラムが実施されている、女子は荏原体育(集団演技)が必修。
- 富士登山実習 短大部全学生履修。
沿革
保育専攻科(一年コース)を設置(保育士資格取得)
基礎データ
所在地
- 東京都世田谷区深沢7-1-1[注釈 1]
当時の交通アクセス
象徴
- 日本体育大学女子短期大学部のカレッジマークは日体大とおなじものとなっていた。
- 6つの花弁を持った花桜である。
- 體大の立字が校章である。
- ユニホームには略称のNITTAI又はNITTAIDAI・英略称NSSUを使用していた[注 9]。
教育および研究
組織
学科
専攻科
- 保育専攻 入学定員50名
別科
- なし
取得資格について
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 日本体育大学女子短期大学部のクラブ活動[32]
学園祭
大学関係者と組織
大学関係者一覧
- 日本体育大学の人物一覧 大学関係者一覧参照(短期大学卒業生も含む)
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施設
キャンパス
- 短大独自のキャンパスはなく、日体大と共同で使用されていた[32]。
寮
- 日本体育大学女子短期大学部には日体大と同様、「和泉寮」と称した学生寮があった[32]。
対外関係
系列校
卒業後の進路について
編入学・進学実績
- 両学科含めて日本体育大学への編入学(専攻科進学も含む)が多いものとなっている。少数ではあるが、東京教育大(現筑波大)学・東京学芸大・順天堂大学等のスポーツ科学・健康系の大学に編入する学生もいる。2006年度においては68%進学(日体大等含む)・教員18%・企業14%。
公式サイト
注釈
注釈グループ
- ^ a b 統合先の現在地。
- ^ a b 平成25年度より学生の募集を停止[1][2]。
- ^ a b 出典[3][4][5]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 女のみ
- ^ a b 最終募集となった2012年における体制[35][36]。
補足
出典
- ^ 文教協会'2013.
- ^ 文部科学省高等教育局'2013.
- ^ 文部科学省'2016.1.7, p. 1.
- ^ 文教協会'2016.
- ^ 文部科学省高等教育局'2016.
- ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
- ^ 日本大学大鑑 1980年度版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和28年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'54, p. 1377.
- ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'63, p. 27.
- ^ 文部省'64, p. 28.
- ^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
- ^ 大学資料 (91)より。
- ^ 短期大学教育 (40)より。
- ^ 短期大学教育 (41)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
- ^ 文部省'85, p. 54.
- ^ 文部省'86, p. 54.
- ^ 文部省'87, p. 55.
- ^ 文部省'92, p. 63.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 266.
- ^ 文部省'99, p. 67.
- ^ 文教協会'2005.
- ^ 文部科学省高等教育局'2005.
- ^ 晶文社'05.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ 文部科学省高等教育局'2006.
- ^ 文教協会'2008.
- ^ 文部科学省高等教育局'2008.
- ^ a b c d e f g 日本体育大学女子短期大学部'2010.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 141.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 155.
- ^ 文教協会'2012.
- ^ 文部科学省高等教育局'2012.
- ^ 文部省e, p. 40.
参考文献
教員養成機関
- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
全国学校総覧
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和30年版』青葉書房 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和39年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和40年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成20年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成24年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成25年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成28年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
文部省
文部科学省
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2005年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2006年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2008年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2012年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2013年度』文部科学省高等教育局 。
- 文部科学省高等教育局『全国短期大学一覧 2016年度』文部科学省高等教育局 。
文部科学省
- 文部科学省『平成27年度廃止大学等一覧』(PDF)文部科学省 。
日本の私立短期大学
- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2006年度用』晶文社出版 。
蛍雪時代
短期大学入学案内冊子
- 著者『NITTAIDAI 日本体育大学 日本体育大学女子短期大学部 案内 2011』日本体育大学女子短期大学部 。
固有名詞の分類
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