日原鍾乳洞とは? わかりやすく解説

にっぱら‐しょうにゅうどう【日原鍾乳洞】


日原鍾乳洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/08 15:10 UTC 版)

日原鍾乳洞
地図
入口

日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)は、東京都西多摩郡奥多摩町日原1052にある鍾乳洞。総延長1270メートル、高低差134メートル。東京都指定天然記念物[1]、規模は埼玉県秩父市瀧谷洞と並び関東地方で最大級。

概要

日原川の支流・「小川谷」沿いの、石灰岩が削られてできた急峻な渓谷の地にある[1]

かつては山岳信仰で栄え、現在は観光地となっている。年間を通して公開されているが、12月30日から1月3日は年末年始休業として、公開されていない。

入場料

2023年(令和5年)現在、日原保勝会が管理しており、以下の通りの入場料を徴収している。また、25人以上で訪れると団体料金が適用され、1人あたり100円割り引かれる。[2]

営業時間

  • 4/1~11/30 午前9時から午後5時
  • 12/1~3/31 午前9時分から午後4時30分

交通

  • JR青梅線奥多摩駅から路線バスで約30分、「日原鍾乳洞」下車。ただし、休日はバスが手前の東日原(ひがしにっぱら)止まりとなるので、東日原バス停から徒歩約20分。
  • 当地までの道路である都道204号線は、狭隘道路である為、落石等に充分注意が必要である。また、休日は駐車場が満車[要出典]
  • 2014年(平成26年)5月、洞入口より先ががけ崩れにより通行止めとなり、洞入口よりも先にある大型駐車場が使用できなかった。使用可能な洞入口至近の駐車場は30台程度であったため、2キロメートル下流の臨時駐車場が代替で用意されていた。しかし、2018年(平成30年)10月1日には通行止めが解除されたため、2014年(平成26年)5月以前と同様に駐車場が使用可能となった。[2]

周辺

入口付近には一石山神社がある。日原集落には奥多摩町営の森林館があり、この地域の樹木の資料館になっている。

また、近隣には日原ふるさと美術館や倉沢のヒノキがある。

脚注

  1. ^ a b 日原鍾乳洞”. 東京都文化財情報データベース. 2021年6月7日閲覧。
  2. ^ a b 日原鍾乳洞”. 日原保勝会. 2019年7月13日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度51分9.3秒 東経139度2分27.1秒 / 北緯35.852583度 東経139.040861度 / 35.852583; 139.040861




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