白蓮洞とは? わかりやすく解説

白蓮洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 02:05 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

白蓮洞(びゃくれんどう)は、新潟県糸魚川市マイコミ平にある洞窟鍾乳洞。マイコミ平には複数の竪穴鍾乳洞が存在するが、その中でも最深。

概要

判明している自然状態の洞窟、鍾乳洞では日本最深の513mとされている[1]。地表から延々と地下へ降りていく縦型の洞窟で、地表から沢水が流れ込み夏場でも気温が5度程度となるなど厳しい環境となっている。内部の観光を楽しめる場所ではない。

1976年の遭難

1976年7月から山口県ケービングクラブ、複数の大学探検部、テレビ映画撮影スタッフらが入洞して調査、探索を行っていたところ、同年8月14日に発生した集中豪雨により洞内が増水。11人が洞内に取り残される遭難事故となった[2]。重装備であったことから死者・負傷者は発生しなかったが、事故を契機に洞内は立ち入り禁止となった。このため観光開発はもちろんのこと、現地には案内看板すら無い状態となっている。

脚注

  1. ^ 世界の地下、一番深い場所は? 日本一は新潟県に”. 日経スタイル (2017年2月24日). 2021年2月9日閲覧。
  2. ^ 地底探検、連絡を絶つ 新潟の白蓮洞 学生ら十一人が孤立『朝日新聞』1976年(昭和51年)8月15日朝刊、13版、19面

関連項目

座標: 北緯36度57分38.5秒 東経137度48分11.0秒 / 北緯36.960694度 東経137.803056度 / 36.960694; 137.803056


白蓮洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:41 UTC 版)

滝観洞」の記事における「白蓮洞」の解説

滝観洞近くに白蓮洞(びゃくれんどう)という別の洞窟がある。洞窟内に大広間という広い空間がある。 白蓮観世音菩薩六地蔵菩薩千手観世音菩薩水子地蔵尊子育地蔵尊菩薩延命地蔵菩薩祀られ参拝者多かったが、東日本大震災により閉鎖されている。

※この「白蓮洞」の解説は、「滝観洞」の解説の一部です。
「白蓮洞」を含む「滝観洞」の記事については、「滝観洞」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「白蓮洞」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「白蓮洞」の関連用語

白蓮洞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



白蓮洞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの白蓮洞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの滝観洞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS