断熱材とは? わかりやすく解説

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だんねつ‐ざい【断熱材】

読み方:だんねつざい

熱の遮断および保温のために用いる、熱を伝えにくい材料石綿ガラス繊維コルクなど。


断熱材

英語 insulating materials

熱絶縁材ともいい、熱の伝達をさえぎる目的使用される材料のことをいう。その目的別保温材保冷材耐火断熱材といわれており、対流伝導輻射熱伝達の3要素対処してさまざまな材料使用されている。鋳物溶解キューポラ熱処理炉焼結合金焼結炉などの高温環境では、耐火煉瓦などの耐火断熱材が使用されている。治具ボーラーなどによる精密加工や、精密3次元測定機などでの精密測定は、精度確保のため恒温室内でなされることが一般的で、室温安定化には壁面天井への断熱材施工欠かせない自動車においても、エンジンルームの熱がパッセンジャールームへ伝わるのを防ぐためや、ルーフからの熱の放出、あるいは侵入を防ぐため、断熱材が遮音材兼ねて多用されている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

だんねつざい 断熱材 heat insulating material

熱伝導率比較的小で、保温保冷適している材料例えば、ロックウール・ガラス繊維石綿など。

断熱材

熱伝導熱対流熱放射伝熱プロセス制御し高温から低温側への熱移動少なくするために使用する材料で、熱伝導率が0.1W/(m・K)以下のものをいうEPSなどの発泡プラスチック系、グラスウールなどの無機質繊維系、インシュレションボードなどの木質繊維系に大別される

断熱材(だんねつざい)

熱伝導率小さ素材用いた、熱の移動を防ぐ材料。壁や屋根床下外部接す部分充填し、家の断熱性高め役割をもつ。居住性高め冷暖房効きをよくし、省エネルギー化する点で重要な部材グラスウールロックウールなど無機質性のもの、羊毛コルクなど天然素材系のものなどの種類がある。マット状、板状のほか、綿状のものや吹き付け式のものもある。建物取り囲むようにすき間なく充填しないと、熱橋呼ばれる熱の逃げ道ができてしまう。

断熱材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 14:27 UTC 版)

断熱材(だんねつざい)とは、物理・化学的物性により熱移動・熱伝達(どちらも)を減少させるものの総称。熱絶縁材とも呼ぶ。建築用のものは断熱材、工業用のものは保温材と呼称されることが多い。また、断熱材の材料を断熱材料、成形製品を断熱材と呼び分けるが現実には混用が多い。ここでは主に建築材としての断熱材について述べる。


  1. ^ JIS A 0202 断熱用語 - 5.5 材料、製品およびシステム用語
  2. ^ Insulation Products – Aspen Aerogels Insulation
  3. ^ 高性能、高機能真空断熱材(Panasonic)


「断熱材」の続きの解説一覧

断熱材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 08:34 UTC 版)

地下鉄等旅客車」の記事における「断熱材」の解説

不燃性

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「断熱材」を含む「地下鉄等旅客車」の記事については、「地下鉄等旅客車」の概要を参照ください。

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