料理の出る順序
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 15:47 UTC 版)
(食前酒) お鰭(おひれ)- 鯛の身と鰭が入った吸い物。なお、鰭は飾りで食べない。 小菜 - 冷たい物。料理が盛られた皿を手に取り、直箸で料理を自分の皿に取り分ける。 刺身の盛り合わせ。小菜に必ず含まれるものであり、最初に箸をつける。 三品(海・里・山)盛(口取り) - からすみ・伊達巻・カスドース・羊羹・寒天類など。箸休め的な酒肴と甘味類が用いられており、本膳料理における硯蓋と重複する内容が多い。 十六寸(とろくすん)豆 - 黒豆が用いられることもある。 アラの湯引き 甘鯛の長崎天麩羅 中鉢 - 温かい物 東坡煮 ハトシ(蝦多士、蝦吐司) 天麩羅 パスティラ(バスティラ、パスティ、焙烙焼き) - 鶏肉、もやし、シイタケなどを醤油などで薄味に煮て作った中身を、小麦粉・卵・ラードで練った生地で包んでオーブンで焼いたポルトガルから伝わったパイ料理。 その他 大鉢 - 季節の材料を使った主に和の料理の盛り合わせ。野菜の煮物、おひたしなど 水菓子 梅椀 - 甘いもの。日本の漆器、ポルトガルで好まれる甘味、中国の薬膳の三国の要素が混在すると考えられている。 一般的に料亭では紅白の丸餅入りのお汁粉が出される。 食前酒、お鰭、小菜3皿 中鉢(東坡煮) 中鉢(白身魚) 中鉢(ハトシ) 大鉢 中鉢(吸物、白米、漬物) 梅椀(お汁粉、果物)
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