改装後の東京ステーションホテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 04:43 UTC 版)
「東京ステーションホテル」の記事における「改装後の東京ステーションホテル」の解説
東京駅改装後に営業を再開した東京ステーションホテルは休館前に58室だった客室が150室と増え、ラグジュアリーホテルとして質も大きく向上した。改装された丸の内駅舎43,000平方メートルのうちホテルは20,800平方メートルと丸ノ内駅舎の半分近くを占め、駅舎の3階部分の大半と4階の一部はほとんどがホテルの客室で、2階にも客室の一部、1階と地下にはホテル宴会場が入っている。東京駅南北のドームの中心の空間を駆り囲むように客室が配置されたドームサイドが28室、駅舎の丸の内側に面して並ぶパレスサイド81室、他にクラシックタイプ29室や室内二階建てのメゾネット7室、スイート4室、ロイヤルスイート1室の合計150室。 2012年時点では、最も宿泊料の高い部屋であるロイヤルスイートは173平方メートルで一泊808,500円、メインのパレスサイドは26-58平方メートルで35,805-76,230円、最安値でも23平方メートルのクラシックタイプで30,030円(消費税サービス料込み、宿泊税別)。料飲店は計10店。メインダイニングは「ブランルージュ」70席+個室3室計26席、他ティーラウンジ・バーアンドカフェ・バーのホテル直営が計4店、寿司店や日本料理、焼鳥店、中国料理、イタリア料理、喫茶などテナントが6店である。宴会場は3室で同じグレード・規模のホテルと比べると宴会部門の比率は少ない。売り上げ構成では宿泊部門が50%と多く、料飲店直営部門が20%、テナント収入が10%、宴会部門が20%となっている。宴会場が少ないため同業他社で多い婚礼需要は多くはないが、東京駅内という立地の良さから法人需要や同窓会需要が多い。ホテル従業員は約165人と同じグレード・同規模の他ホテルと比べると半分程度の少人数で運営している。しかし、当初の予想以上の開業効果があり従業員数については少なすぎるとしてグループホテルからの支援を受けており増員の可能性を総支配人は話している。 2016年にはアメリカの経済紙フォーブスが発表するトラベルガイドで4つ星を獲得している。 ホテル入口(2015年) ロビー、奥のレセプションを見る(2012年10月4日撮影) ロビーからロビーラウンジを見る(2012年10月4日撮影) ロビーラウンジ(2012年10月4日撮影) 2階、レストランと客室間の廊下(2012年10月4日撮影) 2階、丸の内南口改札を見る(2012年10月4日撮影) アトリウム 客室(ドームサイド) 客室(メゾネットスイート、上階・ベッドルーム) 客室(ロイヤルスイート、ベッドルーム) 客室(ロイヤルスイート、リビング) 宿泊者専用エントランス
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