批評・受容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 00:11 UTC 版)
「COLORFUL BOX/Animetic Love Letter」の記事における「批評・受容」の解説
イード社による情報サイト「アニメ!アニメ!」のアニメ放送開始前における記事では、「COLORFUL BOX」のタイトルについて「アニメ業界らしさを感じさせる」と言及された。一方、音楽出版社の『CDJournal』は「COLORFUL BOX」に関して、タイアップ作品で焦点を当てた「“働く女子”の姿をしなやかに描写」した内容と指摘した。エンディングの「Animetic Love Letter」については「是永巧一による軽快なギター・サウンドが恋心を加速させている」と言及した上で2曲ともに透明感のある旋律になっていると称賛した。「Animetic Love Letter」で収録された佳村の掠れ声について『リスアニ!』編集部のライターや木村珠莉は佳村の演じた安原絵麻のキャラクター性が良く表れていると、佳村の考えに反して肯定的な意見を述べた。また、アニメ音楽などのポータルサイト「リスアニ!WEB」では2015年の冬クールにテレビ放送されたアニメの主題歌に関するレビューが公開され、『SHIROBAKO』の前期主題歌について「ベテランが語りかける"若さ"は、やはり深い」とまとめ上げた。サイバーエージェントのグループ企業であるCyberOwlが運営する情報サイト「MOVIE SCOOP!」の編集部は、「COLORFUL BOX」について主要キャラクターらの「希望に溢れた気持ちが感じられるような爽やかな楽曲」と表現し、「Animetic Love Letter」は歌唱を担当したキャラクター3名が作中では多忙な日々を送っているのに対して、恋をテーマに歌われた点に着目し新鮮味がある内容と評価した。 日本国外では以下のような評価がなされている。アニメなどのニュース等を提供する会社「Capsule Computers」のライター・K. Robertsは『SHIROBAKO』のレビュー記事の中で、前期後期のオープニングテーマともに「そこそこ良いが、特に記憶に残らない」 ("decent, but not particularly memorable") とやや否定的なコメントをした一方、エンディングの「Animetic Love Letter」は「キャッチーでかつ記憶に残る」 ("both catchy and memorable") 楽曲と評価している。一方、アニメ情報サイトAnime News Networkのレビュアー・Nick Creamerはオープニング・エンディングテーマともに「ずっと口ずさんでいられる」 ("endlessly hummable") と述べており、特にオープニングテーマ「COLORFUL BOX」の幼少期に抱く夢について表現した歌詞を引用して「これから巻き込まれる作品世界について、かなり明確な手がかりを授けてくれる」 ("gives you a pretty clear hint of the journey you're in for") と指摘した。また、映像の中でキャラクターのあおいがビールを持って嬉しそうに小躍りしているカットが個人的には強く印象に残ったとしている。 なお、両楽曲は2015年12月よりコナミデジタルエンタテインメントによるアーケードゲーム・BeatStream アニムトライヴの収録曲としても起用された。
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