戻りました!岐阜編(第19週 - 第22週)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 13:55 UTC 版)
「半分、青い。」の記事における「戻りました!岐阜編(第19週 - 第22週)」の解説
突然の帰郷と離婚報告をしたために実家から困惑された鈴愛だったが、結婚し地元で暮らし続けるブッチャーと菜生、病状が思わしくない和子のために単身で実家に戻った律らの変わらぬ様子に安堵する。実家は様変わりして居場所がなく、晴からの催促で仕事を探す鈴愛は、ボクテと一緒に遊びに来た裕子の言葉に触発されて起業を決意。繁盛する家業の2号店として、祖父・仙吉が作る五平餅をメインとしたカフェの開業を思い付く。夫婦慰安海外旅行の貯蓄を開店資金のあてにされた晴はへそを曲げるが、和子のアドバイスで協力に転じる。老齢で店に立てない仙吉は鈴愛に五平餅の作り方を伝授。特訓の末に鈴愛が習得したのを見届けた後、2号店開店に期待しながら自宅で眠るように他界する。 開店準備は着々と進み、店名は、仙吉が生前密かに考えた「センキチカフェ」に決定。鈴愛は衰弱が進む和子にやり甲斐を持ってもらおうと、店のマスコットキャラクター「岐阜犬」の声として客の話し相手の仕事を依頼する。「センキチカフェ」は6月の開店当初から賑わい経営は順調。また「岐阜犬」も相談の列が出来るほどの人気となり和子の容体も一時は快方に向かうが、仕事中に発作で倒れ、律が感謝の気持ちを伝えた8日後に死去する。同時期、従業員の健人はブッチャーの姉・ 麗子と婚約。麗子もセンキチカフェで働き始め、鈴愛は居づらさを感じるようになっていく。そんななか9月、企画会社「ヒットエンドラン」の社長・津曲雅彦に「岐阜犬」商品化のライセンス契約を依頼される。折しも花野のフィギュアスケート選手の夢を叶えたいと模索していた鈴愛は、神宮スケート場の近くに事務所を構える「ヒットエンドラン」への就職を条件に承諾。「センキチカフェ」を健人に託し、再び上京を決める。 一方、大阪への帰宅と復職を予定していた律は、上司からスタンフォードへの転勤を打診される。より子は出世欲から賛成するも、息子・翼の生活環境の変化を懸念し律は気乗りしなかったが、和子の遺書を読み、すれ違いが生じていたより子との夫婦仲を再構築しようと考えを変え、渡米を決意する。
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