憑

デジタル大辞泉

ひょう【^×憑】

読み方：ひょう

［音］ヒョウ（漢）　［訓］つく

１ よりかかる。頼みにする。よりどころ。「憑拠／証憑・信憑」

２ 霊がのり移る。つく。「憑依・憑霊」

［難読］憑坐(よりまし)

歴史民俗用語辞典

憑

読み方：タノミ（ｔａｎｏｍｉ）

頼み。武家の間で贈答すること。

世界宗教用語大事典

たのみ 【田実・憑】

日本で陰暦八月一日に行われた祝いの行事。たのむの節・たのも節句。新穀（田の実）を贈答して祝った。武家ではこれを君臣相たのむの意にかけて、憑むとし、主君へ物を奉り、主君からも返し物があった。鎌倉中期からみられるが、室町時代には幕府の重い儀式となり憑総奉行を置いた。江戸時代には徳川家康の江戸入城が八月一日だったので元日と同じ重さの式日とし、諸大名は賀辞を述べ太刀を献上した。

短編小説作品名辞典

憑(ひょう)

作者綱淵謙錠

収載図書代表作時代小説 26(昭和55年度) 〔新装版〕
出版社東京文芸社
刊行年月1988.5

収載図書必殺天誅剣―新選代表作時代小説 16
出版社光風社出版
刊行年月1999.1
シリーズ名光風社文庫

憑

作者あせごのまん

収載図書エピタフ
出版社角川書店
刊行年月2006.11
シリーズ名角川ホラー文庫

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

憑

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:28 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : ビョウ(ビョゥ)
  • 漢音 : ヒョウ(ヒョゥ)
• 訓読み

  つ-く、つか-れる、よ-る、たの-む

漢字辞典

憑

憑	画数：16 音読み：ヒョウ 訓読み：よる、 たのむ、 つく、 つかれる ピンイン：ping2 ハングル：빙 対応する英語：depend, rely, evidence, proof, according to, possess, haunt

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「憑」の例文・使い方・用例・文例

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• 私は彼に取り憑かれている。
• 彼女が泣いたことで、この話にはそれだけ信憑性が加わった。
• この理由により、著者に関する信憑性は、資料の信憑性に拠っているのである。
• 彼は何か憑かれたように書きまくった.
• 彼は物に憑かれたように仕事に打ち込んだ.
• 信憑すべき
• この説は信憑すべき筋から聞いた
• 彼は怨霊が憑いている
• ある物、あるいはある人の信憑性を確認する
• ますます愚かな謎に取り憑かれるようになった
• 信憑性の範囲内で
• 信憑性を立証する
• 前もって興味や注意が惹かれ夢中になるか、急速にそして憑かれたように何かに夢中になる
• 信憑性に疑いがあるさま
• 彼女の母の幽霊が彼女に憑依した
• 記録文書は信憑性のある伝記を書くために豊富な資料を提供した
• 生きた人間にとり憑いて身体を操る悪霊
• 犬神にとり憑かれた人
• 人間に憑くといわれる狐