悟飯との絆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:17 UTC 版)
「ピッコロ (ドラゴンボール)」の記事における「悟飯との絆」の解説
当初は世界征服の野望を持っており悟空たちと敵対していたが、ラディッツの地球襲来の際に初めて手を組んで共闘する。その戦いで悟空もろともラディッツを魔貫光殺砲で殺害し、その戦いの直後に悟飯を連れ去り修行をつける。その時のピッコロは自身の余命に気付いていたようで「たとえ宿敵の息子でも何かを残したい気持ちがあったのだろう」と神は述べている。 サイヤ人編の頃は悟飯に対しても厳しい態度が目立っていたが、ナッパの攻撃を身を挺してかばって命を落とした際、「貴様ら父子の甘さがうつった」などと悪態を吐きながらも「オレとまともに話してくれたのはお前だけだった」「貴様といた数か月、悪くなかったぜ」と涙ながらに礼を言った。 悟飯の方も、「ピッコロさんは思ってたよりとってもいい人」などと慕うようになった。悟飯はチチの反対を押し切ってナメック星行きを決意した際「ボクはピッコロさんを生き返らせたい。またサイヤ人と戦わなきゃいけないんだ」と発言したり、ナメック星へ向かう宇宙船の中で自ら作成したピッコロと同じ服を着て嬉しそうな姿を見たクリリンがピッコロとの師弟関係に理解を示した際に「父親の悟空と同じぐらい尊敬している」と語っている。 アニメ『Z』ではガーリックJr.からピッコロを守ろうと仁王立ちになるなどしている。 悟飯の父親である悟空も、悟飯を超サイヤ人に覚醒させる為に父親である自分と共にピッコロが殺される所を想像してみろと言ったり、悟飯がブウとの戦いで死んだと思われていた時にピッコロが伝言を頼んだ際「あいつ(悟飯)死んじまって1番残念なのは、おめえと会えねえことだと思うぜ」と答えている。 『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』でも悟飯との信頼関係は変わらないが師匠としての威厳は薄れてはおらず、悟飯の指導の仕方を「まだまだ甘い!」と評するなど厳しい姿勢は変わっていない。 『ドラゴンボール超』ではフリーザ復活編で復活したフリーザから悟飯を守り死亡。ナメック星のドラゴンボールで甦った後、悟飯の再修業を請け負い、第6宇宙選抜チームとの試合がある頃には悟空もその成果を認めるほどに悟飯をパワーアップさせることに成功している。「力の大会」に備えて共に再修行を行った際には己の強さへの過信ゆえにブウに吸収されたことを引き合いに出し、驕りを捨てて自分を鍛えるようにと厳しく促した。
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