怪造学会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 19:28 UTC 版)
激流院 潮静(げきりゅういん うしおしずか) 怪造学会総長。普段は、多くの怪造学者と共にある人物の封印に集中している。神々しい外見とは裏腹に、非常に豪快かつ豪胆な性格の持ち主。が、方向音痴で世間知らずという弱点あり。何事にも冷めており、唯一感情を露にするのは「魔王」に関する事のみ。人間にも関わらず「肉体道楽」に恐怖されたり、本部で封印されていたのが彼にそっくりの人物だったことなど、謎が多い。 かつて魔姫のために虚界を創造した。つまり、彼自身が魔王である(もしくはその複製)。 久渡 貴乃子(くど きのこ) 怪造学会副総長。総長に代わり、怪造学会を運営している。非常に回りくどい喋り方と異常に大きい帽子が特徴。総長を愛していて、その態度は献身的とも言える。普段は慇懃無礼な態度をとっているが、総長の前だと普通の少女のような態度をとる。怪造学会に所属する前は、スパイをしており、「赤鼻の馴鹿(トナカイ)」のコードネームで知られていた。仕事で潜入した怪造学会で、総長と出会い、自分を必要としてくれた彼の傍にいるようになった。 復活した魔王を止めるべく、自爆する。 爆川 嫌凪(はぜかわ やなぎ) 怪造学会執行部長。女性。滅作の元部下でもある。なにかにつけて「死ね」というが、その物騒な口癖とは裏腹に明るくさばさばした性格の持ち主。短気なところが欠点。最年少の怪造学教授。同僚の不動とは仲が悪く、顔を合わせるとすぐ殺し合いに発展する。怪造学会の実働部隊の長であるため、その戦闘力はかなりのもの。前任の滅作とは違い、無益な殺生はしない主義。虚島の研究所出身。 本作の前日談である『ジャンクガール・ジグ』の主人公。 不動 霧晴(ふどう きりはる) 怪造学会役番無し。怪造生物の殺戮を好み、特に「肉体道楽」に対しては強い恨みを抱いている。爆川とは犬猿の仲。 怪造学界史上、もっとも悲惨な事件である「無情洞事件」の唯一の生き残りであり、危香によって救出された過去を持つ。 鬱宮 嘘(うつのみや うそ) 怪造学会研究部長。天才的な頭脳を持ち、怪造学の研究に日々貢献している。一方で度を越えた人間嫌いで、いつも研究室にひきこもっている。その正体は「禁忌怪造生物」にして「偶発的怪造生物」である「迷宮王(カオス・コア)」。虚無断片の一つである。 高橋 十(たかはし とう) 怪造学会防衛部長。鎧を着込んだ巨人という外見に反し、怪造学会では最もまともな人間である。怪造学会の良心。「ギ。」としか喋れない。舞弓と対面した際に、彼女に「自分を使え」と命じた。本当の名は「戦橋十号」といい、虚界呪具「虐十字(スーサイド・アタック)」である。
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