怪談百鬼図会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 14:30 UTC 版)
『怪談百鬼図会』(かいだんひゃっきずえ)は刊行年代不詳であるが、『列国怪談聞書帖』と同様に十返舎一九の序を加えて再構成・再刊行された『異魔話武可誌』である。 風俗研究家・江馬務は『日本妖怪変化史』で同書から図版を引いており、引用書名に『怪談百鬼図会』とある。ただし『小夜しぐれ』などと並んで、図版キャプションの画家名の併記が欠けており、画家名が併記されていた鳥山石燕(『百鬼夜行』)や竹原春泉斎(『桃山人夜話』)などとは違い、画家名と書名が結び付けられて紹介されることは1990年代後半になるまで少なかった。
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