延喜期に起きた出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 07:09 UTC 版)
元年 4月:東国群盗横行により推問追捕使を派遣する。 8月2日:「日本三代実録」が完成される。 2年 3月12日:延喜の荘園整理令が発令されるが、不徹底に終わる。また、班田も行われたが、結果的にこの年が最後となり、律令政治の崩壊が始まる。 この年、中原氏祖中原有象誕生。 3年 2月25日:菅原道真死去。以後その怨霊に左遷関係者は苦しめられる事となる。 5年 4月18日:紀貫之らが最初の勅撰和歌集である「古今和歌集」を編集。 8月25日:朝廷より、上皇家・皇族家・貴族家が国司に断りを入れずに地方諸国の郡司らを私的に捕らえて裁くことを禁止する太政官符が出される。 7年 11月:延喜通宝鋳造。 8年 正月12日:藤原忠平、参議に戻る。 9年 4月4日:藤原時平、満38歳で早世。道真の祟りだと噂される。 13年 3月13日:宇多法皇主催で亭子院歌合が開催される。 14年 8月25日:藤原忠平、前年変死した源光の後任として右大臣となる。左大臣は兄・時平死後依然不在だった為、臣下最高位となる。 15年 7月5日:十和田湖の大噴火が起こる。 19年 この年、藤原仲平(時平の弟、忠平の兄)、大宰府へ醍醐天皇の命を受けて下り、天満宮の社殿を造営する。 21年 安倍晴明誕生。 22年 6月:後百済が高麗と開戦し、この戦争に日本も参戦するよう求める使者が送られたが朝廷は拒絶した。 23年 3月21日:皇太子、保明親王薨去。かねてからの自然災害や政情不安は収まらず、直後ついに延長に改元される。
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