幻影宇宙人 シャマー星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「幻影宇宙人 シャマー星人」の解説
第18話「アカルイセカイ」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。 第18話 宇宙空間に浮遊させた母船を超巨大太陽光反射板に見立てて太陽光線を照射し続けて第2の太陽を作り出し、地球の夜を奪って終わることのない昼間を作り上げて人々の生活サイクルを乱し、さらに猛暑により苦しめる。武器は両手から発射する破壊光線と放屁による爆発攻撃。敵の攻撃は一切受け付けない。人間に化けた工作員をベース・タイタン司令室に送り込んでDASHを精神的に攪乱、同時に巨大化させた破壊工作員を町の中心に出現させて、人類に全面降伏を迫る。人間に化けた工作員は饒舌で厚かましく、初対面時に名刺を渡すなど下手に出ると見せかけてDASHやマックスを小馬鹿にするなど慇懃無礼な態度でDASHの面々、特にヒジカタ隊長の精神を逆撫でし、破壊工作員も攻撃が一切効かないのをいいことに、ふざけた態度でDASHやマックスの苛立ちを募らせる。その特性を活かして一度はマックスをも敗退させるが、カイトに「本当は小人サイズ。暗闇では巨体どころか人間サイズの(幻影の)姿さえ維持できない」と見破られ、司令室の照明を落とされ、宇宙船も破壊されて敗北。ベース・タイタンに現れた個体は逃走し、のちに再登場する。演:佐藤正宏(WAHAHA本舗) 第36話 異次元バリヤーの理論を持つエキスパート・四谷博士に変装して堂々とベース・タイタンに乗り込む。UDFの異次元バリヤーを開発実験を行うと見せかけ、実際はベース・タイタンのパワーを利用し、サブジェクト・ファントムよりレッドキングを召喚するという作戦を展開。前回同様に登場時に名刺を渡す丁重さを見せる一方、ヒジカタ隊長を「バカ」、ショーンを「凡人」、「ヘッポコ発明家」呼ばわりしたり、研究中の自分の食事として高級料理を要求するなど、相変わらず嫌味な性格で挑発的な態度でDASHの面々、今回は特にショーンの精神を逆撫でする。異次元エネルギーを逆用した異次元光線銃ディメンション・フォースを使って2度カイト=マックスを異次元に追放しようとするが、1発目はレッドキングと一緒に召喚されたピグモンの妨害で失敗し、2発目もエリーと一体化したピグモンが盾になって失敗。そのまま「ヘッポコ発明家」が意地を見せて開発した新兵器ブラック・ディメンションにより太陽光線を浴びれられなくなったことで縮小化。エリーとミズキに追われてビルの屋上から落下し、小さな姿のままで路頭を彷徨うことになる。最後は猫に襲われるが、その後の去就は不明。演(四谷博士):渡来敏之 スーツアクター:中村博亮(18話)、横尾和則(36話) デザインは酉澤安施。本作品での新怪獣が同じ色合いのものが続いていたため派手な彩色となった。 能天気な「テーマソング」は、ヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」中の一曲「鍛冶屋の合唱(アンビル・コーラス)」から。 第18話特技監督の菊地雄一は、シャマー星人のイメージソースに『クレヨンしんちゃん』を挙げている。
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