川崎町 (福岡県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 川崎町 (福岡県)の意味・解説 

川崎町 (福岡県)

(川崎村 (福岡県田川郡) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/29 16:34 UTC 版)

かわさきまち 
川崎町
ライトアップされた魚楽園
川崎町旗 川崎町章
日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
田川郡
市町村コード 40605-8
法人番号 3000020406058
面積 36.14km2
総人口 13,598[編集]
推計人口、2025年5月1日)
人口密度 376人/km2
隣接自治体 田川市嘉麻市田川郡大任町添田町
町の木 イチョウ
町の花 ヒマワリ
川崎町役場
町長 原口正弘
所在地 827-8501
福岡県田川郡川崎町大字田原789番地の2
北緯33度36分00秒 東経130度48分54秒 / 北緯33.6度 東経130.81489度 / 33.6; 130.81489 (川崎町)座標: 北緯33度36分00秒 東経130度48分54秒 / 北緯33.6度 東経130.81489度 / 33.6; 130.81489 (川崎町)
役場庁舎位置

外部リンク 公式ウェブサイト

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

川崎町(かわさきまち)は、福岡県の中央部に位置する田川郡に属しており、筑豊地域[1](都市計画の圏域では筑豊都市圏)を構成する自治体の一つである[2]

地理

  • 山: 熊ヶ畑山

歴史

近現代

  • 1887年(明治10年)
    • 東川崎村、西川崎村が合併し、川崎村となる。
    • 安宅村、黒木村、木成村、荒平村、上真崎村、下真崎村が合併し、安真木村となる。
  • 1889年(明治12年)4月1日
    • 川崎村、田原村、池尻村が合併し、川崎村が成立。
    • 安真木村は一村で単独村政。
  • 1937年(昭和12年)4月1日 川崎村と安真木村が合併、川崎村となる。
  • 1938年(昭和13年)8月15日 町制施行。
  • 1960年(昭和35年)9月20日 - 集中豪雨により中元寺川の堤防が決壊。上尊鉱業豊洲炭鉱の坑内に河川水が流入して67人が死亡[3]

歴代町長

  • 手嶋秀昭(2007年5月1日-2011年4月30日)1期(※2015年4月、町長選挙で返り咲き)
  • 小田幸男(2011年5月1日-2015年4月30日)1期
  • 手嶋秀昭(2015年5月1日-2019年4月30日)1期(通算2期)

行政

町長

  • 原口正弘(1期目)
  • 任期:2023年4月30日

町議会

  • 定数:16人
  • 任期:2023年4月30日

消防

警察

経済

  • 平成20年度から「かがやけ川崎応援基金」が創設された。募集対象は町民だけでなく全国も含まれる。平成22年度には、この基金によって保健師訪問用車が導入され、活用中である。

産業

  • 他の筑豊の市町村と同様、かつては炭鉱が町の経済を支えた町であった。だが、現在ではすべて閉山しており、跡地を工業団地として再利用することで再生を図っている。
  • 1970年までは地名を冠した川崎信用金庫(神奈川県を拠点とする川崎信用金庫とは別の法人)が存在していたが、不正融資の表面化など[6]を契機に倒産している。

地域

人口

川崎町と全国の年齢別人口分布(2005年) 川崎町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 川崎町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
川崎町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 23,190人
1975年(昭和50年) 22,508人
1980年(昭和55年) 22,872人
1985年(昭和60年) 22,746人
1990年(平成2年) 22,046人
1995年(平成7年) 21,276人
2000年(平成12年) 20,190人
2005年(平成17年) 20,115人
2010年(平成22年) 18,264人
2015年(平成27年) 16,789人
2020年(令和2年) 15,176人
総務省統計局 国勢調査より

教育

小学校

川崎町立
  • 川崎小学校
  • 川崎東小学校
  • 池尻小学校
  • 真崎小学校
  • 大峰小学校・・・平成18年3月末日で閉校。川崎東小学校に統合される。跡地は「大峰ふれあいセンター」になっており、その一角に2015年(平成27年)に「川崎町歴史民俗資料室」が開設された[7]
  • 安宅小学校・・・平成18年3月末日で閉校。真崎小学校に統合される。

中学校

2019年度までは町内に川崎中学校・鷹峰中学校・池尻中学校の3校があったが、2020年よりすべて川崎中学校に統合され、町内全域が川崎中学校の校区となった。

高等学校

特別支援学校

  • 川崎養護学校

地名

  • 安真木(あまぎ)
    • 安宅(あたか)、荒平(あらひら)、内木城(うちきしろ)、上真崎(かみまさき)、小峠(ことうげ)、下真崎(しもまさき)、十郎口(じゆうろうぐち)、外木城(そときしろ)、田代谷(たしろだに)、大ケ原(だいがはら)、戸頃(ところ)、長野(ながの)、不動(ふどう)
  • 池尻(いけじり)
    • 岩鼻(いわはな)、大谷(おおたに)、大海(おおみ)、上原(かんばる)、小倉畔(こくらのて)、三ケ瀬(さんがせ)、式部(しきぶ)、手ノ浦(てのうら)、豊州(ほうしゆう)、森安(もりやす)
  • 川崎(かわさき)
    • 浦ノ谷(うらのたに)、大島(おおしま)、太田(おおた)、大峰(おおみね)、奥谷(おくたに)、上豊州(かみほうしゆう)、櫛毛(くしげ)、向陽台(こうようだい)、島廻(しまめぐり)、鷹の巣(たかのす)、高見(たかみ)、大ケ原(だいがはら)、東陽(とうよう)、飛渡(とびわたり)、永井(ながい)、東川崎(ひがしかわさき)、古屋敷(ふるやしき)、本町(ほんまち)、丸山(まるやま)、山下通り(やましたどうり)、吉原(よしはら)、米田(よねだ)
  • 田原(たばら)
    • 中田原(なかたばら)、西田原(にしたばら)、東田原(ひがしたばら)

交通

豊前川崎駅

空港はなし。

最寄り空港は福岡空港北九州空港

鉄道路線

中心駅は豊前川崎駅。

バス

  • 西鉄バス筑豊 - 西鉄バスグループ。日田彦山線沿いの川崎町北部の中心市街地を通り田川市と添田町を結ぶ1路線のみ現存。町中央部や南部への路線はすべて廃止された。
    • 10:西鉄後藤寺営業所 - 後藤寺 - 川崎町役場 - 川崎本町口 - 添田駅 - 伊原 - めんべい添田町工場
  • ふれあいバス - 町が運営するコミュニティバス。西鉄バス路線の代替などを目的として町内各地で運行されている。

道路

高速道路

町内にも近隣市町村にも全く通っていない。町に近いインターチェンジは以下の通り。

E3 九州自動車道
E10 東九州自動車道

一般国道

県道

主要地方道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

2015年には、川崎町の観光スポットについてまとめた「ふるさと知・好・楽」が全国の書店で発売された。そこには、魚楽園はもちろんのこと、「地産地消」をモットーとし、地元で作られた野菜を使用している、バイキング形式のレストラン「穀・極」についても書かれている。

川崎町に本社を置く主な企業

主な著名人

★は故人

脚注

  1. ^ 福岡県ってどんなところ?”. 福岡県 ふくおかよかとこ移住相談センター. 2024年11月29日閲覧。
  2. ^ 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(都市計画区域マスタープラン)について”. 福岡県. 2024年11月29日閲覧。
  3. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、148頁。ISBN 9784816922749 
  4. ^ 福岡・川崎町長を逮捕 官製談合の疑い 朝日新聞 2014年7月20日
  5. ^ 福岡・川崎町長を加重収賄容疑で再逮捕 官製談合事件 朝日新聞 2014年9月16日
  6. ^ 川崎信金不正 前理事長を逮捕 令状出てから16日ぶり『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月21日朝刊 12版 22面
  7. ^ 荒木俊雄(2015年3月25日). “川崎町歴史民俗資料室:オープン 月末まで農機具など150点展示”. 毎日新聞 (毎日新聞社)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「川崎町 (福岡県)」の関連用語

川崎町 (福岡県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



川崎町 (福岡県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの川崎町 (福岡県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS