居住艤装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/29 13:47 UTC 版)
「マーシャル・ネデリン級ミサイル追跡艦」の記事における「居住艤装」の解説
「マーシャル・クルイロフ」の乗組員は、航空要員や28 人の保安要員、46 人の船員を含むと339 人に及ぶ。艦内の気温は、26 台の空調装置「パサート(≪Пассат≫ 、Passat)で一定に保たれた。 標準的な船員室の定員は1 部屋につき4 人で、士官室は1 部屋につき2 人である。いずれの部屋にも、洗面台と個人用のロッカーがあり、士官室にはシャワー室も設けられた。艦長室は寝室とトイレ、会議室からなり、さらに艦の来客を応対する艦長公室がある。乗組員の休養や運動のために、艦内には2 つのプールとシャワー室のある体育館、サウナ風呂、図書室、美容院があり、150 人収容可能な劇場では、映画の上映会や、演奏会、討論会、会議が開催された。食堂は士官用の乗組員用の2 つがあり、艦内で供給されるパンは艦内で焼かれた。就役後の改装で、第1 層にフィットネス用の運動室が設置されたほか、医療区画の側にもう1つプールが増築された。これら居住区画のレイアウトは艦ごとに異なり、ビリヤード室は「マーシャル・ネデリン」では士官室区画の中にあったが、「マーシャル・クルイロフ」は士官室区画の側にある。第1層デッキの船楼の船首には、医療ユニット「メドブローク」(≪Медблок≫、Medblok)と呼ばれる医療区画があり、診察室や手術室、レントゲン室、歯科治療室、さらに回収した宇宙飛行士2 名の居住設備を有し、海上で必要な医療を提供することができた。 本級は飲料水430 tと清水650 t、ボイラー用水 50 tを積載したほか、70 t/日の造水能力がある海水淡水化プラントが5 基装備された。
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居住艤装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 14:06 UTC 版)
オビ級病院船は、随伴する艦隊や島嶼などの拠点への治療や医療の供給に加え、人員輸送や他の艦艇の乗組員の休息の機能も有するように設計された。 船内には、乗組員と同人数の医療要員、さらに収容した患者のために、映画館や劇場、テニスやバレーボール、フットサル用の体育館、水泳用のプール、サウナ付きの浴場、射撃場、サロンを有している。
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