小宮神発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:50 UTC 版)
@media all and (max-width:720px){body.skin-minerva .mw-parser-output div.mw-graph{min-width:auto!important;max-width:100%;overflow-x:auto;overflow-y:visible}}.mw-parser-output .mw-graph-img{width:inherit;height:inherit} [全画面表示] 粕川筋発電所の位置1 小宮神(粕川第一)発電所2 河合(粕川第二)発電所3 春日(粕川第三)発電所 位置 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度27分59.4秒 東経136度27分44.2秒 / 北緯35.466500度 東経136.462278度 / 35.466500; 136.462278 (小宮神発電所) 岐阜電気の水力発電所は計3か所建設されたが、いずれも木曽川水系揖斐川の支流である粕川に位置した。3か所のうち最古のものは小宮神発電所(こみかみはつでんしょ)という。発電所名は岐阜電気時代の資料には粕川発電所または粕川第一発電所とある。所在地は揖斐郡春日村大字小宮神(現・揖斐川町春日小宮神)。1906年(明治39年)12月に起工認可を得て1908年(明治41年)12月7日に竣工、15日より使用開始となった。総工事費は13万1153円。 粕川から取水する水路式発電所で、川の左岸に立地。発電設備はマコーミック型水車と300 kWの三相交流発電機という組み合わせで、設置数は2組(当初は1組の設置であり、1909年12月に増設工事が完成)。設備の製造者は水車がアメリカのモルガン・スミス (S. Morgan Smith)、発電機がゼネラル・エレクトリック (GE) である。なお発電機の周波数は60ヘルツに設定されており、これは他の発電所と共通する。発電所出力は当初300 kW、増設に伴う変更後は350 kW。発生電力は11キロボルトの送電線にて岐阜方面または大垣方面された。 東邦電力時代の1937年(昭和12年)、支流長谷川からの取水を追加する工事がなされて発電所出力が600 kWへと増強された。中部配電を経て中部電力へ継承され、岐阜電気時代からの設備は1982年(昭和57年)の改修まで用いられた。現・中部電力小宮神発電所。
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