春日発電所
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位置 : 北緯35度28分16.0秒 東経136度29分58.3秒 / 北緯35.471111度 東経136.499528度 / 35.471111; 136.499528 (春日発電所) 岐阜電気で3番目の水力発電所は春日発電所という。発電所名は岐阜電気時代の資料には粕川第三発電所とある。所在地は春日村大字六合(現・揖斐川町春日六合)。1913年4月に起工認可を得て1917年(大正6年)3月着工、1919年(大正8年)12月25日竣工、そして翌1920年(大正9年)1月11日より運転を開始した。総工事費は89万7374円。 小宮神発電所から下流側に約1.5キロメートル離れた粕川左岸に立地。粕川からの取水以外にも支流の高橋谷にダムを築き調整池を設けるがが、洪水のたびに砂礫が流入してのちに調整池は埋没した。発電設備はフランシス水車と900 kWの三相交流発電機各2台からなる。水車は河合発電所と同じエッシャーウイス製であるが、発電機はアメリカのウェスティングハウス・エレクトリック製に変わった。発電所出力は1,800 kW。 他の発電所と同様中部配電を経て中部電力へ継承され、岐阜電気時代からの設備は1986年(昭和61年)の改修まで使用された。現・中部電力春日発電所。
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