実証実験・イベント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:53 UTC 版)
「高輪ゲートウェイ駅」の記事における「実証実験・イベント」の解説
当駅開業時より、人工知能(AI)を活用した案内、不審物検地を行う警備、駅構内の清掃、移動案内や広告宣伝を行うロボットの実証実験が実施されている(駅構内店舗については前節参照)。 当駅開業に併せて、期間限定で駅前に設置される特設会場にて、未来の様子を体験できるパビリオン、最新映像技術を用いたデジタルアートミュージアム、日本では初上陸となる屋外インスタレーション、パーソナルモビリティの試乗などを体験できる「Takanawa Gateway Fest」が開催された。期間は2020年7月14日 - 9月6日で、事前予約制であった。 2020年7月より、2024年度に予定されている街開きへの導入を目指し、ロボットやパーソナルモビリティなどを活用した実証実験が実施されている。2020年7月より順次、消毒作業、手荷物や軽食・飲料の搬送を行うロボット、立ち乗りタイプや車いすタイプのパーソナルモビリティの移動支援といった実験が実施された。2020年12月以降の実証実験では、新たに、遠隔地での体験を実現するアバターロボット、窓拭き清掃や協働運搬を行うロボット、移動支援を行うキックボード、歩行支援を行うパワードスーツ、非接触でエレベーターの移動支援を行うシステムが活用される。 2020年10月24日 - 25日には当駅改札外デッキにて、新幹線荷物輸送やアバターロボットを活用した購買体験を提案する次世代型マルシェ「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」が開催された。実施にあたっては、JRE MALLから事前予約しての購入(商品は新幹線での荷物輸送を実施した上で「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」での受け取り)、「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」へ直接来場しての購入といった2種類の方法が活用された。2020年12月4日 - 5日の開催時には、前述の購買体験に合わせて、アバターロボットや軽食・飲料配送、協働運搬、検温、サイネージを行うロボットのデモンストレーションが実施された。翌2021年1月9日 - 10日、2月6日には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に、新幹線輸送を活用した商品の予約販売のみの実施となった。2021年3月13日の開催時にも、新幹線輸送を活用した商品の予約販売のみの実施が予定されている。 2020年12月1日 - 2021年1月31日には、人工知能(AI)を活用した非接触型ディスプレイを試行設置。画面に触れずに操作するセンサー式、画面に手を近付けて指を動かして操作するカメラ式といった2種類の方式が試験された。この他、2020年12月中旬には、一部の改札業務をAIと駅員が連携して対応する実証実験が実施されている。 2021年3月8日 - 3月14日には、当駅開業1周年を記念したイベント「Playable Week」を開催。内容としては、LGBTQの人間を中心にポートレート撮影を目的とするプロジェクト「OUT IN JAPAN」による写真展の展示、当駅周辺の街歩きイベント、高輪ゲートウェイポケマルシェ(詳細は前述)、実証実験用ロボットのデモンストレーション、Station Pianoのオンライン配信、枯れない花瓶のサステナブルツリーの展示が行われた。
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