実在の人物・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:25 UTC 版)
今井宗久 津田宗及 千宗易 納屋衆のひとりで、人格者として描かれる。ケンと並ぶほどの高身長。 料理に関して決して志を曲げないケンの態度に感服し、自らの志を曲げて、あえて明の女商人・宋花琳との闘茶に臨む。その際は日本人にとって未知の烏龍茶の種類を全て当ててみせて、完勝する。 ルイス・フロイス 布教が目的でポルトガルから来日した宣教師。信長のもてなしを受け、ケンが作る野菜と棒鱈入りのコンソメ(ドラマ版ではポタージュ)に、故郷のバカリャウやカルドベルデの味を思い出し、感涙する。再会時にはフロイスをもてなすためケンは「パスティス・デ・バカリャウ」(干し鱈のコロッケ)を用意するが、信長の思惑から別目的で使われてしまったため、食べ損なうことになる。 山科言継 狩野永徳 京に本拠を置く絵師集団「狩野派」の棟梁。上杉への外交交渉を任された秀吉が進物として彼の作品「洛中洛外図屏風」を求めるが、信長の行状などを理由に拒否する。狩野派の棟梁として上り調子の織田に真っ向から逆らうような真似はしない狡猾さを持つが、数年前に亡くなった足利義輝からの依頼である屏風を没した後にも描きあげた絵に対する真摯さも併せ持っている。 安土城築城の際には障壁画を依頼され、面白い仕事が来たとして請け負った。 坪内 料理人。「日の本一の料理人」と呼ばれる。かつて、三好氏に仕えていたが、ケンが信長に仕えるようになったのと前後して織田方に捕らえられる。井上が楽をしようと信長の料理人に推したが、京風の薄味料理を夕食に出したため信長に気に入られず切腹を申し付けられるが、翌朝に田舎風の濃い味付けを出したため赦される(ここまでのエピソードは井上が推したことを除き、史実)。織田方に三好氏が降伏してきた際に帰参を赦されている(これは本作オリジナルのエピソード)。 夕食の作り直しを命じられたケンが多量の塩を使っていたことを見て疑問を抱く。それは10年を経たのちに三好康長を訪ねてきたケンと再会したことで、信長が武を好み、他の武将とは違って日々の鍛錬を欠かさずにいたことで、肉体労働者のように発汗が多いため、塩分の強い味付けが好みだったとの答えを聞き得心。ケンを康長に引き合わせる手伝いをする。
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