定期券・カードの取扱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:40 UTC 版)
一般路線全線でPiTaPa、ICOCA、hanicaに対応する。2016年4月1日からはSuicaなど全国相互利用サービスにも対応している。PiTaPa利用の場合、1ヶ月の利用額(2,000円以上)に応じて割引となる。 磁気式のスルッとKANSAI対応カードも利用可能だったが、阪神線については2dayチケット・3dayチケット(2016年末廃止)を除き2015年9月30日をもって取扱いを終了した 。尼崎市内線については尼崎市交通局時代から引き続き利用可能であったが、2018年1月31日をもって取扱いを終了した。 尼崎市内線には尼崎市交通局時代から発売されている専用の一日乗車券(大人600円・小児300円、運賃箱横の発行機にて印字される紙券)があり、尼崎市内線で終日利用できる。また、磁気式の尼崎市内線用普通回数カードと昼間時間帯特別割引(ひまわり)回数カードがあり、後者は概ね9 - 17時の時間帯で利用可能で前面に「ひまわり」の表示が出ているバス(時刻表に明記)で使える。 定期券は大阪特区用、神戸特区用、尼崎特区用、全線フリーの4タイプ。阪神電車との連絡定期も発売されている。また、一部を除きICカード「hanica」で発券される。 このほか、高齢者用には全線定期の「グランドパス65」が、通学用には全線利用可能な「スクールパス310」と特区のみ利用可能な「スクールパス210」が発売されている。グランドパス65には1年間定期、スクールパスには学期定期券および学年定期(4月1日から翌年3月31日までの1年間有効、ただし310のみ)も設定されている。また、尼崎市内線専用の「寿定期」(65歳以上)も尼崎市交通局時代から設定があったが消費税10%へ改定に伴い2019年9月30日をもって廃止された。 なお、尼崎市交通局からの引き継ぎで、尼崎市に1年以上在住の70歳以上の高齢者に対しては、「グランドパス65」の購入補助(一定額の負担が必要)もしくはhanicaによる運賃割引がある。また、同市在住の障がい者などの利用者には尼崎市内線が無料となる特別乗車証が交付されている。 hanica定期券に限り(グランドパス65・スクールパス310を含む)、2016年2月1日から阪神バス・阪急バスとの間で、同じ運賃区間内であれば相互に利用できるようになっている。 これら定期は阪神電車の主要駅定期券売り場(大阪梅田駅・甲子園駅・西宮駅・神戸三宮駅)と阪急バス宝塚駅案内所、阪神バスサービスセンター(阪神尼崎北バスターミナル内)で購入できる。
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