宗教教団「SAMPLE」
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「バッカーノ! (2000年代)」の記事における「宗教教団「SAMPLE」」の解説
ブライド 命名は奈須きのこ。宗教集団「SAMPLE」第43代目の道主。ブライドは代々道主が呼ばれる号名で、本名ではない。理知的な眼鏡をかけており、研究生らしい風貌をしている。普段は調子のいい口調でしゃべる男だが、注射器で薬を打つことによって性格が一変し、教祖らしい荘厳とした態度になる。薬といってもただのブドウ糖である。エルマー、チェスら不死者の捕獲と、元教団の巫女であったイルネスの確保のために教団員を率いて、「イグジット」に乗り込む。一時は花嫁候補のシルヴィを捕えることに成功するが、結託したフィーロ達の反撃で状況が一変して敗北。自身も両腕を失い、瀕死の重傷を負う。その後、ヴィラレスクや他の教団員に後事を託して海の藻屑となった。 新宿で「オリハラ」なる人物と接触していたことから、『デュラララ!!』の折原臨也と取引を交していた可能性が高い。 ゴリラ顔の大男 「SAMPLE」の教団員。顔に似合わず理知的なしゃべり方をする。2メートルを超す長身で、人を殴り殺せる怪力を誇る。ブライドや他の教団員と共に「イグジット」に乗り込む。ブライドよりもヴィラレスクに忠誠を誓っている様子がある。サブマシンガンで撃たれても平気だったり、現場の血痕が全く残っていないことなどから、できそこないの不死者と思われる。 秘書の二人の女性 「SAMPLE」の教団員。いつもブライドの傍に二人で秘書のように寄り添っている。できそこないの不死者。ブライドら他の教団員と共に「イグジット」に乗り込む。通信室に配置された一人は、ガントレットのミニチュアのような装飾品を両手に身につけて、その指先の尖った先端で「仮面職人」を殺害した。機関室に配置されたもう一人は、ヒールのつま先に刃を仕込んでおり、蹴りの勢いまま「仮面職人」らを突き刺して絶命させた。後に通信室の女性はナイルに片手で締め堕とされ、機関室の女性は田九郎に捕縛された。事件後は見事脱出して教団に居続けている。ブライドよりもヴィラレスクに忠誠を誓っている様子がある。 リッケル 豪華客船「イグジット」の副船長。SAMPLEの教団員でもある。「仮面職人」が占拠する艦橋で船長を殺し、ゴリラ顔の大男と艦橋の奪取と「仮面職人」の抹殺を試みた。生死は不明。
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