宗教局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 10:54 UTC 版)
龍谷大学独自の組織として「宗教局」が設けられており、男声合唱団・宗教教育部・伝道部・仏教青年会・パイオニアクラブ・仏像研究会が所属している。宗教局がおこなう行事として4月に開催する「花まつり(灌仏会)」と10月中旬に開催する「顕真週間」がある。また2016年に第40回正力松太郎賞 (仏教)児童強化功労賞を受賞した。 浄土真宗の寺院出身者が多いが、入部については他の学友会団体同様龍谷大学生(学部生)であれば誰でも可能であり、寺院出身ではない学生も少なくない。 男声合唱団は仏教讃歌の普及と研鑽を目的としており、大学の卒業式や音楽法要で仏教讃歌を歌っている。合唱曲は勿論J-POPもレパートリーで、京都女子大学の女声合唱団とともに龍谷混声合唱団として活動することもある。 宗教教育部は近隣の寺院と連携して土・日曜学校(子ども会)の運営、研究を行っている。 伝道部は朝の法話、教学の勉強会、子ども会の運営、機関紙恒河(ガンジス)の発行、西本願寺境内での布教など広く浄土真宗の伝道教化について研究・実践している。 仏教青年会は1952年に創部。社会情勢などからの部員減少により2000年代に2度ほど断絶した。現在は再興され、部員が自由なテーマで研究発表・討議を行うサンガ(勉強会)や合宿、寺院拝観、上映会、かつてはバスツアーなど幅広く活動している。 パイオニアクラブは龍谷大学のボーイスカウトサークルである。西本願寺でのボランティア活動や京都近郊でのキャンプを実施している。現在は部員がいない。 仏像研究会は仏像に関する研究や仏寺見学をおこなっている。大学が発行する「宗教部報りゅうこく」に仏像紹介マンガの記事や独自の機関紙『るる仏』を執筆している。 また、宗教局は大学の機関である宗教部職員とも連携して学内外に建学の精神(浄土真宗)の普及(伝道)に努めている。
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