学習・生活指導
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「鹿児島大学教育学部附属中学校」の記事における「学習・生活指導」の解説
2009年度から試験的に3学期制から2学期制に移行した。教職員の出勤や生徒の授業の効率化を目指して行われる。 女子生徒の髪留めのゴムやピン、全生徒の髪型などの指定があり、抜き打ち若しくは事前に予告したうえで、特に行事前などに“身なり検査(チェック)”という名で検査が行われることもある。登校靴や室内用シューズは学校指定のものを履く。 年に5回「附中生活確立週間」というものが学習委員会、生活委員会が連携し、中心となって企画運営し、基本的な学習習慣や生活習慣の徹底や授業態度の向上などを目的として行われる。毎回生徒の課題を解決するために学習面、生活面でそれぞれ重点項目が決められ、両委員会ともに工夫した活動が行われている。(従来学習面、生活面それぞれの面で2つ決められていた重点項目を、附中生活確立週間の質のさらなる向上を目指し、平成28年度第3回附中生活確立週間より、重点項目をそれぞれの面で1つずつに絞ることとなった。) サイレントゾーンというものが存在しており、研究室前、一階フロア、会議室前がそれにあたる。サイレントゾーンとは来客の方や会議中である先生方、保健室で休養している人などに気を配り、静かに過ごすスペースである。そこでの無言歩行・無音移動の徹底なども生活委員を中心に行われる。昼休み終了時や運動会練習時などたくさんの生徒が一斉に移動する際には生活委員が自主的にサイレントゾーンに立ち、無言歩行・無言移動の徹底が行われることもある。なお、全校・生徒朝会時には全生活委員が所定の場所に立ち、生徒のサイレントゾーンへの意識を高めている。 授業前は学習委員と生活委員が中心となり、生徒の「2分前着席、1分前黙想」が行われる。休み時間と授業時間のメリハリをつけ、授業に集中して臨むことを目的としている。 中学生の模範となる事を目標として課しているため、公共交通機関の一般の乗客などから交通マナーなどに関しての苦情の電話が入ると、ひどい場合は全校生徒、もしくは該当する学年、該当する交通機関を利用する生徒を対象として集合が掛かり、全体指導が行われる。これについては生徒の力で改善しようと、平成28年度からは、生徒会本部の徳育部を中心に交通マナー改善に向けて、さまざまな取り組みを検討、実施している。その他、校内で起こった校則違反などに関しても、全体指導や連帯責任という名目で当事者以外の生徒にもペナルティが課せられる事がある。 この学校の伝統の一つとして、「附中体操」がある。この体操は、体育科の授業や運動会の準備運動として行われるオリジナルの体操であり、新入生は入学直後にこの体操を覚えさせられる。また「附中ストレッチ」と呼ばれるものもあり、これは運動会のときにだけ行われる(運動会の開会式が附中体操、閉会式が附中ストレッチ)。体操を覚える中でも、この学校の校風である「きょうだい学級」(例えば、青組は1-1,2-1,3-1)の間で教え合う。全学年、体育科の授業が始まる前に必ず行われる。
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