女王様とその御者
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「おジャ魔女どれみの登場人物」の記事における「女王様とその御者」の解説
魔女界の女王様 声 - 今井由香(第4期第50話を除いて、本放送中は「?」と表示されていた) 魔女界を取り仕切る現・女王様。魔女名はシリーズ中特に触れられることはなかったが、「マジョユキ」。人間界の暦で1899年に即位。いつも素顔をベールで隠している。魔女見習いの資格を失うことになったどれみ達が再び(三度)見習いに戻れるよう策を弄するかと思えば、魔女界ハワイアンセンターのお風呂で歌っていたりと、結構お茶目な一面もある。事あるごとにどれみ達に「例のもの」を授けている。女王となる前は、美空町のMAHO堂のオーナーであった。どれみ達のために魔女界の規則にとらわれない超法規的措置をとるなど、粋な一面も見せる。魔女ガエルの呪いの解呪後、自身の女王退位の表明と次期女王としてハナちゃんを指名することを発表した。なお、最終シリーズの第6期のエピローグで、ハナちゃんが次期女王に就任するのが来年(2016年)春であることが明らかになっているため、本シリーズ中に女王は変わらなかった。 女王様は人間界で「ゆき先生」の姿で登場する。女王様が人間界に現れた理由について、第4期第50話で女王様自身が宮殿でおジャ魔女達の前で長年隠し事をしていた、と謝った上で言及する。その理由は、女王様自身、人間から魔女になった母親に育てられた経験から、魔女ガエルの呪いを解き、再び魔女界と人間界とが交流できることを望んでいた。その為に魔女界と人間界との架け橋となってくれる人物を捜す目的で、養護教諭として世界各地の小学校を回っていたが、ある時訪れた美空町で偶然にもソナチネ幼稚園時代のどれみと遭遇し、友達を守るためなら年上のいじめっ子相手でも立ち向かう勇気と、けが人であればたとえいじめっ子でも介抱する優しさを目の当たりにし、どれみこそ自分の探していた人物だと確信する。その後赴任した美空第一小学校にどれみが入学し、さらに運のいいことにどれみの方からマジョリカを魔女と見破ったことにより、魔女見習いとなってくれたことで、学校生活では(正体を隠して)ゆき先生として、魔女見習い修行では魔女界の女王様として、おジャ魔女たちに様々なサポートをしていくこととなった。どれみがハナちゃんの母親になってしまったのも、偶然の出来事ではなく、全て彼女が計ったものであった。なお、作中ではゆき先生と女王様が同一人物であることを匂わせる描写はあった。 第6期でハナちゃんが起こした一連の騒動に際し、女王様には、マジョアヴェニール(人間界では、別名「佐倉未来」)という妹の魔女がいること、かつて自身もハナちゃんとほぼ同じ行動を起こしたことを明かした。また、ハナちゃんが起こした騒動の際、自身の水晶玉でその経緯を見ており、おジャ魔女たちのマジカルステージに参加したり、妹のマジョアニヴェールの窮地の際は、パリでマジョアヴェニールと久々に会い、どれみ達が心配していることを告げ、ハナちゃんの妹であるユメちゃんを守るため美空町のMAHO堂へ預けるようアドバイスするなど、人間界への協力は惜しまないようである。 マジョリン 声 - 木内レイコ 現女王のお付きの魔女。女王に忠誠を尽くし、常に女王のことを考えて行動している。女王の意を受けて馬車の馭者や魔法使い界への密偵、どれみ達への伝令などを務めたりしている。また、馬車の馬の世話も彼女が担当している。パオちゃんの世話も一時担当していた。いつもポーカーフェイス。箒の乗り方は横座り。第2期最終話で禁断の魔法を使おうとする女王様をマジョハートと共に体を張って止めた。第3期最終話では、呪いの森につながる門前に立ちはだかり、単身森へ向かおうとする女王様を抗命してまで止めようとしたが、後を追って来た元老院魔女達の同伴の申し出を女王様が受け入れ、マジョハートの要請で道を開けている。第4期第46話で女王様が退位の意向を表明する際、(自身の今後の処遇を思うばかり)複雑な気持ちの顔つきになった。
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