抗命とは? わかりやすく解説

こう‐めい〔カウ‐〕【抗命】

読み方:こうめい

[名](スル)命令背いて従わないこと。「上官に—する」


抗命罪

(抗命 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 14:55 UTC 版)

抗命罪(こうめいざい)は、日本の陸軍刑法および海軍刑法に規定された、軍人、軍属が上官の命令に反抗し、または服従しない罪である。

概要

国軍の軍紀の保持のために規定された。

陸軍、海軍の両刑法は、適用される客体および罪が行なわれる地域を異にする点をのぞいて、規定はほとんど同じである。

  1. 敵前におけるとき最も重く、死刑または無期もしくは10年以上の禁錮に処せられる。その他の場合は時、所によって処罰は異なるが、いずれも禁固刑である。
  2. 党を組んで犯すときは、首魁、徒党に分け、個々の場合よりも厳刑で臨む。
  3. 暴行をなしつつあるとき上官の制止に従わない者は、3年以下の禁錮。

陸軍刑法57条 - 59条、海軍刑法55条 - 57条。

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抗命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 02:15 UTC 版)

ビルマの戦い」の記事における「抗命」の解説

詳細は「コヒマ戦い英語版)」および「テニスコート戦い英語版)」を参照 第33師団1944年3月8日に、第15師団第31師団3月15日作戦発起しインパールコヒマ向けて前進した作戦順調に進むかに見えたが、この地域守備していたイギリス第4軍団後退予定行動だった。インパール周辺まで後退し日本軍の補給線が伸びきったところを叩くのがイギリス第14軍司令官ウィリアム・スリム中将作戦だったのである3月29日第15師団一部が、インパールへの唯一の地上連絡線であるコヒマ・インパール道を遮断した4月5日宮崎繁三郎少将率い歩兵第58連隊コヒマ突入した。だがイギリス33軍団反撃移りコヒマをめぐる戦い長期化した。南からの第33師団前進イギリス軍の防衛線に阻まれていた。日本軍イギリス第4軍団インパール包囲したものの、イギリス軍補給物資空輸し持ちこたえた第33師団柳田元三中将作戦中止意見具申したが、牟田口は柳田罷免した。第15師団長山正文中将は健康を害して後送された。やがて雨季訪れた日本軍前線部隊作戦開始以来満足な補給受けておらず、弾薬尽き飢餓瀕していた。第31師団佐藤幸徳中将はたびたび軍司令部補給要請するが、牟田口は空約束繰り返すのみで、やがて両者が交わす電報感情的な内容変わっていった。激怒した佐藤6月1日独断師団主力撤退させた。 作戦成功望みなくなったにも関わらず牟田口は攻撃命令出し続けた第33師団は、新し師団長田中信男中将指揮の下、インパール南側防衛ビシェンプール英語版)への肉弾攻撃繰り返すが、死傷者の山を築いた

※この「抗命」の解説は、「ビルマの戦い」の解説の一部です。
「抗命」を含む「ビルマの戦い」の記事については、「ビルマの戦い」の概要を参照ください。

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