まやかし戦争
(奇妙な戦争 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/29 03:21 UTC 版)
まやかし戦争(まやかしせんそう、英: Phoney War:フォウニー・ウォー)は、第二次世界大戦初期における西部戦線のことを意味する。
注釈
- ^ ヨーロッパで英仏独の全面戦争が始まったと報じられ、「独仏国境 巨弾の応酬」との小見出しが付いた[1]。
- ^ 戦争による犠牲者はなかった一方、灯火管制により交通事故が続発して多くの死傷者が出た[2]。
- ^ 20世紀のジャーナリスト、評論家。第2次世界大戦前後のヨーロッパに特派員として滞在し、多くの知見を得た。
- ^ 第一次世界大戦の原因国としてドイツに巨額の賠償金を課し、それによってドイツを疲弊させた事に対する罪悪感。また共産主義国であるソヴィエト連邦のヨーロッパへの膨張を防ぐに当たり、ドイツに重要な防波堤の役割を果たさせるために、ある程度ドイツが強大になった方が良いと考えた、などの説がある。
- ^ 笹本によれば、フランスはドイツと開戦した場合、2年間は守勢一本槍で、その間ドイツを攻撃できる好機が訪れても無視するよう決定されていた。
出典
- 1 まやかし戦争とは
- 2 まやかし戦争の概要
- 3 経過
- 4 原因
奇妙な戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 06:05 UTC 版)
しかし戦争は、「奇妙な戦争」から始まった。宣戦布告を行ったにもかかわらず、スウェーデンは一向に攻めてくる気配が無かった。クリスチャン4世は全く油断していた。スウェーデン軍は、ボヘミアにいたのである。スウェーデン軍の指揮を執るトルステンソンは北上し、デンマーク国境に迫ったのは、その年の12月であった。デンマーク軍は戦争準備を行っていなかった。トルステンソンのスウェーデン軍は、翌年の1月には戦闘らしい戦闘もないままユトランド半島を制圧してしまった。この時、グスタフ・ホルン将軍も戦線に復帰し、スコーネを占領した。しかし陸戦はここで終了した。
※この「奇妙な戦争」の解説は、「トルステンソン戦争」の解説の一部です。
「奇妙な戦争」を含む「トルステンソン戦争」の記事については、「トルステンソン戦争」の概要を参照ください。
- 奇妙な戦争のページへのリンク