大野油坂道路とは? わかりやすく解説

大野油坂道路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 01:57 UTC 版)

中部縦貫自動車道」の記事における「大野油坂道路」の解説

大野油坂道路(おおのあぶらさかどうろ)は、福井県大野市東市布油坂出入口)と同市中津川大野IC)を結ぶ道路道路規格第1種4級車線幅員が3.25 mで計画されている。日本の高速道路はそのほとんどが車線幅員3.5 mを基準としており、西九州自動車道三遠南信自動車道で現道を活用する場合暫定的なものを含む)に基準未満供用する例が見られるが、新規に自動車専用道路整備する場合最初から車線幅員を3.25 mで計画するのは非常に特異である。 2009年平成21年3月9日国土交通大臣諮問機関である社会資本整備審議会部会開かれ和泉IC仮称)(大野市貝皿)- 大野東IC(同市下唯野)間の14 km着工見込みとなった計画では完成2車線設計速度60 km/h事業費は約523億円、1日当たりの計画交通量は約7,400台。防災救急医療などの面からも必要とされたほか、費用対効果は3.4と高い評価得ている。同月13日2010年度新規事業として採択されることが正式に決定した2014年平成26年3月時点用地取得率は54 %で、同年8月30日着工用地まとまった箇所から順次工事進め予定で、起工式駆け付けた福井県選出参議院議員山崎正昭は「7、8年で完成できるのでは」と全通向けた意気込み示した油坂出入口 - 和泉IC仮称)間15.5 kmについては、計画交通量1日当たり約4,500台と見込む。同区間整備2011年平成23年12月24日翌年度政府当初予算案の一部として閣議決定2012年平成24年4月5日に同予算国会で成立し翌日予算配分によって正式に事業化された。東日本大震災教訓国土交通省全国高速道路ネットワーク未整備区間解消代替ルート確保重視する中で、中部縦貫道南海トラフ巨大地震発生時の迂回路として機能改め評価されたものとみられている。また大野東IC仮称)- 大野IC間の5.5 kmについても2015年度平成27年度) に新規事業化され、これにより福井県内の中部縦貫道全線事業化された。 当初大野大野東区間大野東和泉区間2022年度令和4年度)の開通予定していたが、大野東和泉区間にある荒島第2トンネル掘削難航したため勝原IC - 和泉IC間の開通2023年令和5年秋に延期された。また、和泉・油坂区間2026年令和8年)春の開通予定している。

※この「大野油坂道路」の解説は、「中部縦貫自動車道」の解説の一部です。
「大野油坂道路」を含む「中部縦貫自動車道」の記事については、「中部縦貫自動車道」の概要を参照ください。

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