執筆時のエピソードとは? わかりやすく解説

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執筆時のエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 09:06 UTC 版)

ふたりと5人」の記事における「執筆時のエピソード」の解説

少年チャンピオンコミックス版『ふたりと5人第1巻1974年5月刊)は、吾妻ひでお最初単行本である。 同誌掲載の『きまぐれ悟空連載終了後、『オーマイパック』(全3話)が掲載され翌週から『ふたりと5人』は始まっている。ここではハレンチコメディ路線売ろうとした担当編集者阿久津邦彦の熱心な介入のもとで嫌々ながら連載し、中ヒットする。しかしこれは吾妻にとって不本意な作品であったという。吾妻によればキャラクター設定タイトルなどはすべて編集者主導決められたもので、ハードな週刊連載秋田書店無茶な編集注文などで、当時出力20%くらい」しかやる気出していなかったという。もちろん絵、共に内容荒れ忘年会編集者作品質の低下酔った勢いで暴言を吐くこともあったという。吾妻曰く「あーホント、描きなおしたいね、今からでも(笑)」。編集者は「ハダカ」(エロ)ばかり要求しギャグSFには無関心だった吾妻自分本来の資質とのギャップに悩む。吾妻連載終了編集部再三申し入れたが、人気がなくなるまで受け入れられなかった。 この作品の影響で、漫画仕事は“エッチもの”ばかりで、読者からはエログロ烙印押され毎日のように罵詈雑言書かれ抗議の手紙届き辛かったことを吾妻は後に回顧している。この頃吾妻漫画対す情熱失い仕事のためだけに漫画描いていたという。 後に宙出版から復刻され単行本(全6巻)のカバーには「『ふたりと5人』の頃は、月産130ページくらい描いてた(描かされてた)。当然、頭ボロボロ、絵はとてもマニアック毎日デンジャラスファンレターが届く。そいでも人気なくなればあっさりさよならだ。怖い世界だっせ、お客さん。」と自虐したコメント寄せている。この再版され単行本巻末エッセイには、巻ごとに和田慎二竹本泉萩尾望都坂田靖子中山星香高橋留美子エッセイ寄せている。 次作の『チョッキン終了秋田書店と縁が切れ、活躍の場マイナー誌に移していき、本来のSFギャグ描きたいように描けるようになると、80年代に“吾妻ブーム”を巻き起こし本人も「夢のようだった」と回想する吾妻漫画対す情熱徐々に取り戻したが、気が付くと原稿落とし、鬱と不安に襲われ自殺未遂して失踪して家へ帰ってまた失踪して配管工になったり、アル中になったりするのであった

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執筆時のエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:55 UTC 版)

サザエさん」の記事における「執筆時のエピソード」の解説

長谷川は、西日本新聞社絵画部所属していた。1946年夕刊フクニチ』に彼女は連載漫画頼まれた。自宅近所である百道海岸付近を妹と散歩しているときに、本作家族構成や名前を思いついた。当初作者自身は、アルバイトのつもりでやっていた、と語っている。 連載再開する際、作者本人が、マスオの顔を忘れていて、西日本新聞社東京支局まで行き確認したエピソードがある。 その後作者希望より東京引越した1951年に「ブロンディ」の後を承け朝日新聞朝刊を飾ることになる。 連載末期には月曜日休みとなった

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