国鉄民営化と高速化とは? わかりやすく解説

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国鉄民営化と高速化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:45 UTC 版)

上越新幹線」の記事における「国鉄民営化と高速化」の解説

1987年昭和62年4月1日国鉄分割民営化に伴い上越新幹線鉄道施設新幹線鉄道保有機構移管された。東日本旅客鉄道JR東日本)は新幹線鉄道保有機構リース料支払い鉄道施設借り受けて運営していた。 1988年昭和63年3月13日ダイヤ改正通称一本列島)より上越新幹線「あさひ」が最高速度240 km/h運行開始した。これにより上野駅 - 新潟駅間の所要時間最短1時間39分に短縮された。これに合わせて北陸方面への速達列車として在来線特急「かがやき」運行開始し長岡駅乗り継ぎによる上野駅 - 富山駅金沢駅間の所要時間大幅に短縮されたことで、このルート東京から北陸方面への主要なルートになった1990年平成2年3月10日より、さらなる所要時間短縮目指して、山間部トンネル区間中心に上毛高原駅 - 浦佐駅間の下り線大宮起点 139 km - 176 km)で改造施した200系F90番台編成による最高速度275 km/h営業運転開始した自動列車制御装置ATC)の車内信号現示が「あさひ」(200系F90番台編成)の場合275 km/h1992年平成4年)に営業開始した東海道新幹線「のぞみ」300系)の場合270 km/hであることから、「日本一速い新幹線と言われていた。実際には、ATC頭打ち速度「のぞみ」275 km/h だったため、ATC抑止速度考えた場合最高速は同速ということになるが、営業速度考えた場合はこの「あさひ」が最速であった200系F90番台編成による275 km/h運転は1999年平成11年12月4日まで続けられた。 1991年平成3年6月20日東北新幹線 東京駅 - 上野駅間が開業し上越新幹線にも東京駅発着列車設定された。東京駅へ向かう場合在来線乗り換え不要となったことにより、所要時間東京駅 - 新潟駅間で2時間6分から20短縮され1時間40分、東京駅 - 酒田駅間(「あさひ」と「いなほ」)では4時20分から34短縮され3時46分、東京駅 - 金沢駅間(「あさひ」と「かがやき」)では4時20分から22短縮され3時58となった同年10月新幹線鉄道保有機構は「新幹線鉄道係る鉄道施設譲渡に関する法律に基づき東北新幹線東京 - 盛岡)および上越新幹線鉄道施設を3兆1,069億円でJR東日本譲渡し解散した

※この「国鉄民営化と高速化」の解説は、「上越新幹線」の解説の一部です。
「国鉄民営化と高速化」を含む「上越新幹線」の記事については、「上越新幹線」の概要を参照ください。

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