国内での大規模災害に関する支援活動
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「倉木麻衣」の記事における「国内での大規模災害に関する支援活動」の解説
2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後から、倉木は多くの支援活動を行ってきた。震災発生から約1週間後の同年3月19日に長居スタジアムで行われたサッカーの慈善試合「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」に国歌斉唱アーティストとして無償で参加する。翌月11日にはチャリティー配信シングル「あなたがいるから」をリリース、収益の全額が日本赤十字社を通して震災義援金として寄付された。また同年8月31日にはフィギュアスケーターの荒川静香とのコラボレーション動画「荒川静香×倉木麻衣チャリティームービー『あなたがいるから ~Fantasy on Ice 2011~』」、同9月7日には倉木と荒川のコメントが収録された音源「あなたがいるから ~Fantasy on Ice 2011 ver.~」も配信、双方とも収益は全額義援金として寄付された。2021年3月11日には「あなたがいるから 〜2021 ver.〜」と題打った新たなバージョンをYouTubeで公開した。また、国外ではマイケル・アフリックとのコラボレーション楽曲「Love one another」が配信シングルとしてリリースされ、こちらも収益の全額が義援金として寄付された。 同年8月11日には震災で大きな被害を受けた宮城県女川町の総合グラウンドで炊き出しとミニコンサートを行う。女川町と倉木との関りはこの後も継続しており、2014年10月23日には女川町立女川中学校で音楽鑑賞会を行い、2016年7月10日には音楽フェス「我歴STOCK in 女川」に出演。2017年4月1日にはツアー「Mai Kuraki Live Project 2017 “SAWAGE LIVE”」の一公演として女川町総合体育館でコンサートを行った。また、2022年3月には、震災直後に開局し当時倉木も出演した、女川町のローカルFM局「Onagawa FM」の番組「おながわなう」の最終回にゲストとして登場した。 同年11月22日には日本武道館で東日本大震災のチャリティーライブ「Mai Kuraki Premium Live One for all, All for one」を行う。本公演及び本公演を収録した同名の映像作品による収益の一部は行政機関を通して被災地に寄付された。 2013年に行われたツアー『Mai Kuraki LIVE PROJECT 2013 "RE:"』のパンフレットには、日本製紙の石巻工場で抄造されていることから、東日本大震災の災害復興支援商品として認定されている、モンテルキアを利用したツアーパンフレットを販売するなど、イベントや寄付以外での形でも被災地支援を行った。同年1月30日には青森県八戸市で開催された「三陸復興・種差海岸国立公園化推進シンポジウム&復興応援コンサート」に出演、また同年6月9日には宮城県岩沼市で開催された植樹祭「-瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト」にも参加した。 2016年4月14日に発生した熊本地震の際も倉木は積極的に支援活動を行ってきた。同年6月25日に行われた復興イベント「益城のこどもの日」ではミニライブの開催の他、炊き出し活動も行った。同年9月には政府主導の復興プロジェクト「One Kyushu Project」にて「One Kyushu Project SNS情報発信大使」に任命され、活動の周知に努めた。2017年10月14日には日本ユニシス(現BIPROGY)のアンバサダーとして熊本県益城町保健福祉センター「はぴねす」で行われたイベント「益城町未来トーーク」に参加した。 2019年9月5日に発生した令和元年房総半島台風の際には、被災した千葉県鴨川市の千葉県立長狭高等学校でミニライブを行い、生徒たちにエールを送った。
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