吸収式冷凍機とは? わかりやすく解説

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きゅうしゅうしきれいとうき 吸収式冷凍機 absorption refrigerating machine

圧縮冷凍機圧縮機のもつ役割吸収剤用い化学的な方法置き換えて冷凍サイクル形成する冷凍機。すなわち、常温溶け合い高温になると一方分離して蒸発するような冷媒溶媒二つ物質組合せ、 これを循環させて冷凍を行うものである空気調和用いられるものは、 一般に冷媒とし臭化リチウム溶媒とするものが多い。 利点としては、設置場所制限受けない電力がわずかで、蒸気温水などの排熱利用ができる、振動騒音少ないなどがあるが、 短所としては、装置大きい、熱源として夏でもボイラー運転する必要 があり、冷媒とする場合、あまり低温得られないなどがある。

吸収式冷凍機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 06:46 UTC 版)

吸収式冷凍機(きゅうしゅうしきれいとうき)は、吸収力の高い液体に冷媒吸収させて発生する低圧によって、別の位置の冷媒を気化させて低温を得る冷凍機である。また、熱駆動ヒートポンプとしての利用も可能である。




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吸収式冷凍機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 20:01 UTC 版)

ガス機器」の記事における「吸収式冷凍機」の解説

冷媒アンモニアと、吸収液の使用することで冷熱発生させる機器で、アンモニア吸収冷凍機とも呼ばれる。運転サイクルの中で、混合したアンモニア分離させる際に、ガス燃焼熱利用する大掛かりな装置が必要であるため、主に工業用大規模空調などに使用されている。その後ガスヒートポンプコジェネレーションシステム普及したことで、空調としての需要減ったものの、− 50以下の温度作り出すことができるため工業用商業用、特に冷凍機として今でも用いられている。

※この「吸収式冷凍機」の解説は、「ガス機器」の解説の一部です。
「吸収式冷凍機」を含む「ガス機器」の記事については、「ガス機器」の概要を参照ください。

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