同門キャラクターとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:12 UTC 版)
轟鉄(ゴウテツ) 豪鬼と剛拳の師。暗殺拳の使い手であり、「敗北は死を意味する」、「手段は選ぶな、勝利のみが全て」という厳しい信条の持ち主。豪鬼の非情なまでの強さに格闘家として、修羅としての血が疼き、すべてを伝授した後に豪鬼を名指しして試合を行う。無数の灼熱の炎と化した究極の殺意の波動で襲い掛かるが、豪鬼は「殺意の波動」を完全に我がものとするために、瞬獄殺を用い轟鉄を殺害した。この件で豪鬼は「殺意の波動」を完成させ、以後は「死合う」相手を求めて放浪を続けている。 『ストV』公式サイト「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」では「礼節を重んじ常に怠りなく修行に励んだ」とあり、轟鉄が相伝しなかった技として、掌底を繰り出し波動で吹き飛ばす「轟衝拳」、鋭い横跳び蹴り「閃双疾風脚」、上空から強襲する蹴り「閃双空刃脚」が説明されている。 実写映画『ストリートファイター 暗殺拳』では、剛拳と豪鬼を守るため、2人には殺意の波動の修行をさせなかった。豪鬼が殺意の波動を我が物にすることを決意すると破門する。その後、豪鬼との闘いで自身も殺意の波動を発動するも暗黒の波動を手にした豪鬼の「瞬獄殺」によって殺害された。弟がいたらしく「暗殺拳の師範の座を競い合った末に殺意の波動に呑まれ気が狂い、生死の程も定かではなくなっている」と話す。 剛拳 実兄であり、リュウとケンの師匠でもある。弟子たちに対して師・轟鉄の話題には滅多に触れず、師の死因を病死として伝えていたため、剛拳亡き後に豪鬼を知る者は『スパIIX』の段階でこの世に一人もいないとされていた。豪鬼に殺害されたと思われていたが、のちに『ストIV』で生きていたことが判明し、再び姿を現す。 『ストリートファイター 暗殺拳』では「師匠は闘いの中で死んだ」と伝え、原作同様、豪鬼のことは教えていない。後に剛拳の前に現れた豪鬼が立ち去る姿をリュウとケンが見て、「あれは誰ですか」と聞くと「師匠を殺した男だ」とのみ伝え、結果、名前も自分の弟であるとも伝えていない。 リュウ 剛拳の弟子の一人。剛拳を殺害した(と思われていた)豪鬼に対し、師の仇ではなく一人の格闘家として挑む。豪鬼と同様に、殺意の波動の素質の持ち主でもある。豪鬼の求めるものは「究極の死合い」であり、リュウの持つ殺意の波動を完全に覚醒させた上で自分の宿敵とさせるために彼の前に現れている。リュウが豪鬼に対するものとしては、「俺は殺意の波動を超えてみせる」との台詞がいくつかの作品で見られる。 『ストV』ではリュウとの決着に瞬獄殺を使わず、再戦の約束を果たされると「リュウ」と呼び立ち去る。 『CAPCOM VS. SNK』シリーズでのサガットとの掛け合いで、自身が修羅の道に進むきっかけとなった人物に、リュウの名前を仄めかす発言をしている。 ケン リュウと同じく剛拳の弟子の一人。リュウほど因縁は深くないが、「まだ生きていたのか」(『ストIII 2nd』)などの豪鬼に対する台詞がある。
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