各メディア間の差異について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 01:40 UTC 版)
「レンタルマギカ」の記事における「各メディア間の差異について」の解説
登場人物の設定や物語の背景、基本的な骨格は全メディア作品を通じておおむね共通である。しかし、登場人物同士の出会い方を含むエピソードや細かな設定に若干の違いがあり、キャラクターのデザインが異なる場合もある。例えば、アディリシアが料理が苦手であったりリボンを結ぶことが出来ないという設定は原作小説には現時点では出てきていないが、漫画「レンタルマギカ from SOLOMON」やwebラジ『voice theater「レンタルマギカ」魔法使いのススメ』、「レンタルマギカ」Special Gift「愛のアルバム〜for♂」で触れられている。また、「魔法使いと花泥棒」に登場した李青鳳は原作小説では背の高い青年と描写されているが、漫画「レンタルマギカ」では幼さが残る少年の風貌で描かれており、ソロモン72の魔神も原作小説におけるデザインとアニメ・漫画におけるデザインは大きく異なる。 なお、異なるメディア作品の中で描かれるエピソードの中には互いに繋がりを持つものもあり、時に原作小説で描かれるよりも先に別メディア作品へ登場するエピソードもある(繋がりのいくつかは文庫「レンタルマギカ 魔法使いの記憶」巻末のあとがきで言及されている)。 ドラマCD 発売済みの作品はいずれもオリジナルのエピソードで構成されている。ただし、「レンタルマギカ 魔法使いの宴」と「レンタルマギカ 魔法使いのススメ」の2作品の脚本は三田誠・魔術考証の三輪清宗・スニーカー文庫編集部担当者の難波江宏隆という原作者を含む原作関係者3名が担当している。「THE 縁起物〜聴くと幸せになれる(かも)CD」は福本岳史・上野新・難波江宏隆が、Special Gift「愛のアルバム〜for♂」「愛のアルバム〜for♀」のドラマパートでは露木洸が脚本を担当している。 漫画化作品 「レンタルマギカ」は原作小説を下地にした内容だが詳細は若干変更されており、エピソードの掲載順序も原作小説の発表順と異なる。また、オリジナルのショートエピソードも存在する。 「レンタルマギカ from SOLOMON」はアディリシアの視点によるオリジナルのエピソードで構成されている。 アニメ 放送されるエピソードは原作小説を下地にした物の他にオリジナルのエピソードもある。また、放送される各話の順序は原作小説の発表・刊行順とは異なり、物語の中における時系列の順序とも異なる「シャッフル状態」である。この手法は同じスニーカーの「涼宮ハルヒシリーズ」でも使われている。時系列順序はKADOKAWA内公式サイトのアニメ・ストーリーのコーナやモバイルサイト内で明らかにされている。ただし、その時節設定は原作小説と異なる部分がある。例えば功刀翔子の事件は、アニメ(第1話)では初夏に位置づけられているが原作小説では冬の事件である。また、錬金術師の事件はアニメ(第7,9,10話)では秋だが原作小説では初夏の事件である。
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